秋におすすめ リネン生地

これから暑さが本格化してくる頃なのですが、最近、生地の森には起毛のリネンやリネンウールのお問い合わせがだんだんと増えておりまして、早い方はもう次の秋冬のシーズンの準備をされているのではないかなと感じております。

でも、リネンの生地と聞くと春夏の生地のイメージが強くて、「秋や冬にリネンの生地を使えるの?」
「秋にリネンの服なんて着るのはおかしくないの?」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。


そこで生地の森が独自に考案した、秋冬の季節にもおしゃれに使えるリネン生地をご紹介していきたいと思います。

春夏にご紹介するリネン生地とどう違うのか、生地の特徴や選ぶポイントなどもレポートしていきたいと思います。
一足早く秋のトレンドの参考にしていただけたら幸いです。

ジャケット:IN50723 洗いこまれた綾織りベルギーリネン1/25番手  ブラック 

〈目次〉

■秋に選ぶリネン生地の特徴

・表面感
・とろみ感
・ウォーム感

■秋のリネン生地の選びかた
 ・選び方のポイント
 


■秋に選ぶリネン生地の特徴

・表面感

秋には程よい光沢感があることで品の良さが増して、おしゃれ度を格上げします。

おすすめの生地はコチラ

超高密度リネンツイル ナチュラルヴィンテージ 

超高密度リネンツイルナチュラルヴィンテージ
in50727
上からチャコールグレー/ライトグレー/シルバーグレー

麻特有の程よい光沢感と、染めムラの味わいは、まるで古服風を思わせるヴィンテージ感を演出し、おしゃれ度が上がる秋の季節にはぴったりの素材感と言えます。
ぜひこの秋はリネンのトレンチコートやジャケットスーツに挑戦してみるのはいかがでしょう。

・とろみ感

秋はしっとりとなめらかな落ち感の良い風合い感が季節感を演出します。

おすすめの生地はコチラ

綾織アンティーク風ラミーリネン

綾織りアンティーク風ラミーリネン1/25番手
in550261

 

綾織アンティーク風ラミーリネン

中肉厚な生地感で、ふっくらと滑らかな柔らかさととろみの良い落ち感があり、肌に馴染みやすく、品のよいこなれ感を演出してくれます。
秋は重ね着コーディネートが多くなるので、滑らかな風合いを一枚さっと上に纏うような、あまり頑張りすぎない見せ方もポイントになってくるかと思います。
いつものシャツワンピースもとろみの良いリネン生地を使えば、より一層品よく高見えする仕上がりも期待できるかもしれません。

・ウォーム感

これがリネン?まるでウールを思わせる毛羽感、ちょっと触れたくなる温かみを感じさせる風合いが季節感をアップします。

おすすめの生地はコチラ

洗いこまれた平織りリネンウール1/60番手

color:キナリ/ベージュ/モカ/レンガ/ボルドー/グリーン/ネイビー/グレー/ブラウン/チャコールグレー
in50715
color:ブラウン/チャコールグレー

やや薄手ですが、表面にウールの毛羽感があり、ふっくら弾力のある軽くて柔らかい風合いに仕上げてあります。
他の厚みのあるリネンウールだとぼてぼて重くなるという方は、こちらの生地感が丁度よいのではないでしょうか。
秋口から春先のロングシーズンに、トップス、ボトムス、アウター、ワンピース、さまざまなアイテムにお使いいただけます。


■秋のリネン生地の選びかた

 ・選び方のポイント

光沢感やとろみ感を見るけるなら、織り方の表情を見るのがポイントです。

まず下の写真をご覧ください。
平織り(ひらおり)の生地と綾織り(綾織り)に織られたの生地の表面感の違いです。


平織り(ひらおり)の生地は、しっかりとハリコシのある質感を生かし、弾力のある風合いやシャリッとした肌ばなれ良く仕上げます。

綾織り(綾織り)の生地は、平織り(ひらおり)の生地よりも糸本来の特性が出やすいので、リネン本来のなめらかさや、光沢感がより引き出されます。

また、とろんとした落ち感は、綾織り(綾織り)は平織り(ひらおり)よりも縦糸(たていと)と緯糸(よこいと)の接点がすくなくなることで、糸同士に余裕ができて、落ち感のよい風合いが生まれてくるので、揺らぎのある独特な表情やと肌馴染みのよいくったりとした風合いに仕上がるのです。

平織のリネン生地と綾織のリネン生地の違い
(左:平織のリネン生地 右;¥:綾織のリネン生地)

次に2種類の生地をご覧ください。

この2つは両方とも同じ60番手のベルギーリネン糸を使って織っており、中薄地のタイプになります。

左が平織り(ひらおり)に織られた「IN50330 洗い込まれたベルギーリネンローン60番手」 

右が綾織り(あやおり)に織られた「IN50721 洗いこまれた綾織りベルギーリネン1/60番手」

厚みには違いはありませんが、一見見てみると 右の綾織りの方がツヤが出ているのがわかりますか。


同じデザインでもこのように生地の違いで、また違った着こなし方にも広がりそうですね。

左 IN50330 洗い込まれたベルギーリネンローン60番手
右 IN50721 洗いこまれた綾織りベルギーリネン1/60番手

こちらが普通地タイプ

左が平織り(ひらおり)に織られた「IN50573 洗い込まれたベルギーリネンローン40番手」 

右が綾織り(あやおり)に織られた「IN50521 洗いこまれた綾織りベルギーリネン1/40番手」

左 IN50573 洗い込まれたベルギーリネン40番手
右 洗いこまれた綾織りベルギーリネン1/40番手

こちらが中厚地タイプ

左が平織り(ひらおり)に織られた「IN50621 洗い込まれたベルギーリネンローン25番手 ナチュラルダイド」 

右が綾織り(あやおり)に織られた「IN50723  洗いこまれた綾織りベルギーリネン1/25番手」

IN50621 洗いこまれたベルギーリネン1/25番手 ナチュラルダイド
IN50723 洗いこまれた綾織りベルギーリネン1/25番手

リネンの生地でも織り方の違いで、このように光沢感やとろみ感の風合いが違うことをお分かりいただけたでしょうか。

生地の森が秋におすすめするリネン生地は、より光沢感があり、風合いと表情が豊かさで、季節感を演出できればと考えております。

おしゃれの感度がます秋にぜひ、あなたの作品作りにお役立ていただけますと幸いです。


最後に…

こういう記事を書くと、平織りのリネン生地は秋冬には向かないのか、とか、使うのはおかしいのかととらえる方もいらっしゃるみたいですが、決してそうではありません。
ご自身の好みでお使いいただくのが一番大事ですし、向くか向かないかは好みが関係してまいります。
どうか人の目や意見ばかりにとらわれず、ハンドメイドをお楽しみいただけたらと思います。


またもし秋にもリネンの生地使いたいけど何を使ったらいいのかわからないと生地選びに迷われたり、いつも同じようになってしまうから、今度は少し違ったリネン生地を使いたいな。何かおすすめのリネン生地がないかな?と興味関心が高まっったときには、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

また現在秋の新作や新色の企画をも進めておりますので、皆さまにご紹介できるときまでしばらくおまちください。

今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。

皆さまのご利用を心よりお待ちしております。


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〈2021年7月20日更新〉

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