湿度が高くジメジメの季節や、洗濯物が乾きにくい季節に、タオルにおすすめリネンの生地

タオルといえば、ふんわりと肌触りの良いコットンのイメージが強いですが、近年はリネンの素材をタオルに使われる方が増えております。
そこで、リネンの素材をタオルに使う理由や、タオルにおすすめのリネン生地をご紹介したいと思います。

タオルにおすすめリネン生地

■リネンの素材をタオルに使う理由とは

「リネン」について

「リネン」とは麻の一種で、亜麻(あま)という一年草の草木類の植物の茎の靱皮から採った繊維をフラックスといい、そのフラックスで作った糸や布のことを「リネン」といいます。
リネンは麻のなかでも、一番柔らかくしなやかな性質をもっています。
麻の中には他にラミーがありますが、ラミーはわりと弾力が固く、肌にあたるとちくちくと感じやすいですが、リネンは対称的にしなやかな弾力で、肌あたりもなめらかにさらっとしています。これがリネンの生地が選ばれるポイントかと思います。

リネンの原料 フラックス


▼リネンの生地の特徴

・抜群の吸水性と速乾性
リネンの生地は繊維の構造上、水を吸い取り、乾きが早いのが特徴です。
汗や水を素早く吸収して、濡れてもすぐに乾くので、ジメジメとした季節も助かります。

・丈夫で長持ち
リネンの生地は水に濡れると、繊維の強さが一層増す性質を持っています。
なので洗濯にも強く何度も繰り返し使うことが出来ます。毎日使うものなら、丈夫で長持ちする素材は助かりますね。

・汚れがついても落ちやすい
リネンの繊維に含まれるペクチンには汚れを染み込みにくくする性質あり、天然の抗菌性があると言われています。
汚れがついても落ちやすく、繊維の毛羽が他のものに付着しにくい。衛生的に保つことが出来るので助かりますね。

・使うほど肌に馴染み、変化を楽しむリネン
リネンの生地は他の麻素材の中でも、柔らかくてしなやかな素材です。なので使い込むほどに肌に馴染んでいくので、直接肌にあてるタオルならリネンの素材が一番最適といえますね。

・通気性・保温性に優れた通年に適した素材
リネンの繊維は中が空洞に空いている構造上、汗ばむ季節は上手に水分を外に逃がしていくに加え、寒い季節は体温で暖まった空気を保ちやすい。なので一年を通じて快適さを保てる素材といえます。

以上のような特徴から、リネンの素材は、キッチン周りやバス周り、寝具などに使われる生地として、抜群の性質が備わっていることがわかりますね。

リネンワッフルの キッチンクロス

でもリネン生地といっても、種類があって、どんな生地ならタオルに向いているのか、次に、生地の森がおすすめのリネン生地をご紹介します。


■タオルにおすすめのリネン生地

▼生地の森オリジナル「リネンワッフル」

リネンワッフル1/40番手大ワッフル IN50267
リネンワッフル1/40番手大ワッフル(IN50267)

この「リネンワッフル」の生地は国内織布、繊維の街ここ浜松で織られております。
ポコポコとした凹凸の形状により、平織の生地よりも、肌あたりが柔らかいのが特長です。
さらに、職人の手によって丁寧に洗いこんで仕上げてありますので、最初からふっくらと柔らかい風合いを体感できます。

豆知識 ワッフルとは…
蜂巣織(ハチスオリ)といい、縦糸と経糸を浮かせて織る変わり織の一種で、
格子状の凹凸が蜂の巣に似ている事から蜂巣織の名がついたといわれています。
呼び名も蜂の巣(ハニカム honeycomb weave)や
ワッフルの形に似ていることからワッフル(waffle cloth)と呼ばれています。

リネンワッフルの生地は、2タイプ。 
織り方や、生地の厚みのバリエーションにより、用途やデザインに合わせてお選びいただけます。

・IN50256  リネンワッフル1/60番手

リネンワッフル1/60番手 小ワッフル  IN50256
リネンワッフル1/60番手 小ワッフル (IN50267)


薄くてもしっかりとした吸水力。分厚くないかわりに薄手で使いやすいと、布きんやハンカチなどに重宝します。
肌あたりも柔らかく、使い込むほどに肌に優しく馴染んでいきます。

・IN50267 リネンワッフル1/40番手

リネンワッフル1/40番手大ワッフル IN50267
リネンワッフル1/40番手大ワッフル(IN50267)


ふっくらとした肉厚感と、さらりとした肌触りが心地よく、バスローブ、バスタオル、フェイスタオルなどに活躍します。

ワッフル生地は織り組織の特性上、多少の収縮性があります。
水洗い(水通し)をすると目がつまり縮みが生じますので、手で伸ばして整えてお使いください。

▼生地の森オリジナル 洗い込まれたベルギーリネン

 洗いこまれたベルギーリネン IN50093
洗いこまれたベルギーリネン(IN50093 )

こちらは平織の生地になります。
生地の織組織的には、平織の生地はタテとヨコの糸が交互に織られているのでハリコシのしっかりした生地に仕上がります。
こちらの生地はもともとファッションアイテムを考えて、丁寧に洗い込みをかけて風合いを出した仕上げ方をしています。
使いはじめから柔らかさが味わえるので、ナチュラルな雰囲気のお部屋のコーディネートにもぴったりですね。

25番手、40番手、50番手と糸番手毎に厚みや風合い感はさまざまです。

洗いこまれたベルギーリネン IN50093

色々なアイテムに使い勝手が良いのは、40番手(普通地~やや薄地)
厚めがお好みの場合は、25番手。
50番手はくったりとやわらかいので、ハンカチにするのはいかがでしょう。

▼生地の森オリジナル ベルギーリネンビエラ

ベルギーリネンビエラ IN50440
ベルギーリネンビエラ IN50440

こちらの生地は綾織の生地になります。
綾織りの生地の特徴は、平織りに比べて糸の持つ性質が出やすいことにあります。
綾織りは平織りに比べてタテ、ヨコの交点が少ない分、糸の表情が出やすくしなやかで柔らかく、リネン特有の光沢感があらわれます。見た目にもしっとりとツヤのある表面感は優美で気品を感じさせます。

さらに、このベルギーリネンビエラは、限りなくベルギーリネンの糸の性質を表現するため、フラットに仕上げました。
なので使い込んで行くうちに、ますます柔らかさを増し、時間をかけて自分の肌に合った風合いに育てていくことが出来ます。

ベルギーリネンビエラ IN50440
リネン特有のつややかな表面感がベルギーリネンビエラの特長

汚れが付いても洗濯で落ちやすく、繊維が長く毛羽が他のものに付着しにくいという衛生的なリネンの特性を生かすべく、綾織りのリネン生地はホテルではテーブルクロスやナプキン、シーツにもつかわれているようです。

ケットやシーツなどには綾織りの生地がおすすめです。


最後に、生地を選ぶ際に、気を付けるポイントをまとめます。

■リネン生地を選ぶ時のポイント

タオルやシーツにリネン生地を選ぶ際、後染め(染色した色物)のリネンはお避けください。
染色した色物のリネンは、摩擦により色落ちや色移りが起こる場合があります。
タオルやケットなど、常に人の肌に触れるものは、皮膚表面の適度な湿り気は摩擦力を高め、色落ちしやすい条件が揃うと考えられます。
とくに生地の森のオリジナルの色物リネンは、ファッション性を重視して、天然素材の特性を生かすべく、あえて強力な薬品処理を行っていないため、色落ちを起こしやすい作りになっていることも事実です。

タオルやシーツなどにリネン生地を選ぶ際は、自然素材のありのままの生成(キナリ)が最適です。
それは、リネンの素材そのものだからです。リネンの素材の性質を一番に体感していただけると思います。
また、オフホワイトは、生成(キナリ)を晒して白くしています。
ただ真っ白ではありません。それはもともとリネンの生成(キナリ)は亜麻色といわれるように、やや黄味がかった色をしているからです。
白に晒すと黄味が影響し、白もやや黄味がかった色に仕上がります。

自然な生成(キナリ)、清潔感のあるオフホワイト、どちらもどちらも摩擦による色移りの心配が無いのが安心。ナチュラルな雰囲気にもぴったりですね。

ナチュラル感ただようリネン

■リネン生地の取扱いについて

左:もともとの生成(キナリ) 右:蛍光剤入液体洗剤でほぼ毎日洗濯をした生成り(キナリ)

上の写真の右側は、弊社で使っているリネンワッフルの生成り(キナリ)の生地を使ったタオルです。ご覧の通り色は白くなり、生地もやせてやや薄くなっているのがわかるでしょうか。これは蛍光剤入りの液体洗剤でほぼ毎日お洗濯をして1年の経過です。

リネンの生成り(キナリ)やオフホワイトの生地を長持ちさせるためには、蛍光剤入りや、漂白剤入りの洗剤は絶対にお避けください。
強力な洗剤を頻繁に使うと、繊維がやせる原因になります。また天然の生成り(キナリ)の色は色落ちを早めます。
また、天然素材は直射日光に弱く、劣化を早めます。 天日にさらして干すのは絶対にお避けください。
生地は最初そのままの状態では水を弾きます。使いはじめは水洗い(水通し)をおすすめします。水洗いをして使い込むごとに、徐々に吸水力が上がります。

生地の状態を良く、長持ちさせたい場合は、洗い方や干し方には充分お気を付けてください。


ここまでお読みいただきありがとうございます。
リネンの素材の特性や、生地の織りによる特徴など、タオルにおすすめのリネン生地をご紹介しました。

湿度が高くジメジメしてくると、汗もかくし、こまめに洗濯したいけど、なかなか乾かない。 寒い時期も洗濯物がなかなか乾なかなくて、困りますよね。
そんな季節こそ、リネンの生地の良さが実感出来ると思います。

よろしければぜひ、リネンの生地をあなたのライフスタイルに取り入れていただけたら幸いです。

関連ページ

「夏のおすすめ生地」

「リネンワッフル」

暑いのか、寒いのか、寒暖差のある季節におすすめ「ガーゼ」生地

こんにちは、生地の森です。

今年も梅雨の季節がやってきました。
蒸し暑いジメジメとした日が続くと気分も憂うつになってしまいますよね。
このような季節は気温も気候も読みずらいので、通気性や速乾性もある素材がおすすめです。

生地の森のおすすめ「ガーゼ」生地

そこでおすすめなのが「ガーゼ」素材です。

「ガーゼ」素材は、通気性、吸湿性に優れ、汗を素早く吸い取り放出してくれます。そして速乾性もあるので、汗ばむ季節には快適な素材です。
また「ダブルガーゼ」「2重織り」「6重織り」など、生地が幾重にも層になっている生地というのは、空気を取り込みやすく、保温性にも優れているので、肌寒い時にはあたたかい。なので「夏は涼しく、冬は暖かい」素材なのです。
今のように朝晩と日中の寒暖差があり、暑いのか寒いのか気温も気候も読みづらい季節には、ぴったりの素材かと思います。

そこで生地の森からおすすめの「ガーゼ」素材をご紹介したいと思います。

▼コットン6重織りガーゼ

コットン6重織りガーゼ IN50134
コットン6重織りガーゼ(IN50134)

【おすすめポイント】
・6重織りとは、複雑に織りこまれ、ばらつきにくい密度が濃いガーゼ素材なのです。
・国内織布、国内加工のメイドインジャパン。

この生地は、織物としてとても考えて作られています。
殆どの方は1枚のガーゼ生地を6枚分重ねて縫い合わせた生地だと思っておられると思いますが、それは違います。
1枚のガーゼ生地を6枚分重ねて縫い合わせているのではなく、6重に織っています。

ガーゼの組織構造の違い
左:6重織りは糸同士が絡み合い剥がれない。 右:ダブルガーゼは2枚を接結しているので剥がれやすい


6重に織るのは、普通の織物よりも糸数が多いためとても大変な作業で、職人技術を必要とします。
この技術によって織られた6重織ガーゼは複雑に織り込まれている為、この糸を共有しあった6層の組織は離れることはありません。

これこそが、この6重織ガーゼがいつまでもふっくら、ふんわりしている秘訣です。どんなにきつく洗っても、たくさん使っても、6重に織り込まれていることで、このふわふわ感を保てるのです。

コットン6重織りガーゼ IN50134
もっちりとした厚みのコットン6重織りガーゼの表面感

このコットン6重織りガーゼは、国内織布、国内加工のメイドインジャパン。
小さなお子様から、デリケートな敏感肌な方、ふっくらもっちりな素材が、デリケートなお肌を優しく守ってくれます。

寝具や赤ちゃん用品、ケット、カバー、クロス、ナイティーなどにおすすめです。

パステルカラーの6重織りガーゼはコチラ。
1反づつ時間をかけて手作業で染め上げています。

コットン6重織りガーゼ パステルカラー IN50159
コットン6重織りガーゼ パステルカラー(IN50159)


▼コットンダブルガーゼ

コットンダブルガーゼ IN50252
コットンダブルガーゼ IN50252

【おすすめポイント】
・ダブルガーゼなのに厚みがあります。
・天然素材ありのままの無垢な素材。

この生地は一般的なダブルガーゼを想像すると、まずその厚みに驚かれます。
それは天然素材の生地を仕上げる上で、本来の工程用品質を安定させるための薬品処理を一切行わず、余計な張力や圧力を加えないよう、天然素材のそのままの特性をいかし、ありのままの姿に仕上げてあります。なので生成(キナリ)でしか作ることが出来ません。生成(キナリ)にしかこの生地感にはならないからです。

コットンダブルガーゼ IN50252
漂白していない、綿そのものの色合いはナチュラルで素朴な印象。

くしゅくしゅっとしたツラ感も自然に仕上げてある秘訣。
見た目にも触れたくなるような生地感で、さわり心地も柔らか。
デリケートなお肌には、この天然無垢のピュアなガーゼ生地が良いのではないでしょうか。
使って頂いた方からも、これまでのダブルガーゼよりも厚みがあると驚かれます。ベビーのスタイから、ハンカチタオル、 パジャマ などなど。
よろしければぜひ触って確かめてみてくださいね。


▼コットンダブルガーゼ ナチュラル染め

コットンダブルガーゼナチュラル染め  IN50667
コットンダブルガーゼナチュラル染め  IN50667

【おすすめのポイント】
・ファッション性に富んだクオリティー作り。
・豊富な色数。

こちらのダブルガーゼは、あえてガーゼ素材をファッションアイテムに取り入れられるように作っています。
ガーゼ生地というと、薄くてふわっと軽くて、やさしいイメージがあります。しかしこのダブルガーゼの生地は、あえて厚みをもたせ、落ち感の出る風合いに仕上げてあります。なので軽い素材のイメージを持っていらっしゃる方は、ずっしりと重い感じを持たれるようです。

さらに、トップスやワンピース、ボトムスといったファッションアイテムに使えるよう、ガーゼ特有のざらつき感を減らすよう工夫し、生地面をふっくらとなめらかに仕上げました。

コットンダブルガーゼナチュラル染め
IN50667
生地の両面に毛焼き加工という余分な毛羽を焼きとるひと手間を加えることで
素肌に触れても優しく、なめらかな質感に。

もともと発売当初は1反づつの手染めで染めて仕上いましたが、すこしづつの量産体制に成功。
色のアソートをファッション性に富んだ色合いに展開し、今では全12色。
今後も独自のニュアンスカラーを付けていきたいと思っております。

コットンダブルガーゼ ナチュラル染め IN50667
Aラインワンピース チャコールグレー使用


▼綿麻ダブルガーゼ

 綿麻ダブルガーゼ  IN50007
綿麻ダブルガーゼ  IN50007

【おすすめのポイント】
・季節を問わない、ハイブリットなクオリティー。

名の通り、素材は綿と麻がミックスされています。
綿100%の素材だとふわっとくったり柔らかくなるところ、麻が15%入ることで、ふわっとした柔らかさの中に、程よいハリコシを感じさせて、一枚の素材で、綿の柔らかさと麻らしいサラッとした清々しい肌触りの両方が味わえる仕上がりになっております。
なので、肌寒い季節から蒸し暑い季節と寒暖差がある季節には、両方が作用することで快適さが保てるといえます。

綿麻ダブルガーゼ IN50007
キナリは天然素材そのものから醸し出される麻カスがナチュラルな素材感をより引き立たせます。

綿100%だとベビー用品なイメージになりがちですが、麻をブレンドすることスタイリッシュさもプラスされ、お洋服やストールなどにもお使いいただける素材かと思います。

綿麻ダブルガーゼ
ふんわりとした軽い着心地。リラックスしたくつろぎ着に。


以上、生地の森オリジナルの「ガーゼ」素材をご紹介しました。
ここまでお読みいただきありがとうございます。

どの「ガーゼ」素材もそれぞれ違った個性を持っておりますので、それぞれの素材の特徴を確認して、用途に合わせてお選びください。

よろしければ、「ガーゼ」素材を日常のファッションからライフスタイルに、ぜひ取り入れていただけたら幸いです。


「ガーゼ」の生地は、公式オンラインストアからご覧いただけます。
もしよろしければぜひご覧ください。

関連ページ
「 天然素材が、あなたの生活をより豊かに。生地の森のガーゼ生地 」

ガーゼの商品一覧はコチラ

梅雨の季節におすすめ 生地の森オリジナルの「ラミー」&「リネン」

こんにちは 生地の森です。

今年も梅雨の季節がやってきました。
蒸し暑いジメジメとした日が続くと気分も憂うつになってしまいますよね。
このような季節は気温も気候も読みずらいので、通気性や速乾性もある素材がおすすめです。

そこでおすすめなのが麻素材。
その中でも生地の森オリジナルの「ラミーリネン」は最適な素材といえます。

生地の森 オリジナル ラミ―リネン

「ラミーリネン」とは、麻糸や麻生地の名称の一つです。
「ラミーリネン」とはその名の通り、「ラミー」と「リネン」の素材が混合されています。

そもそも「ラミー」とは、
麻の一種で、苧麻(ちょま)というイラクサ科の多年草の草木類の植物の茎からの繊維のことをいいます。
そして「リネン」とは、
麻の一種で、亜麻(あま)という一年草の草木類の植物の茎の靱皮から採った繊維をフラックスといい、そのフラックスで作った糸や布のことを「リネン」といいます。

■衣料用に適した「ラミー」と「リネン」

「麻」には、大麻草(ヘンプ)、亜麻(リネン)、苧麻(ラミー)、黄麻(ジュート)、サイザル麻など20種類以上の種類があり、すべて全く別の種類の植物で、適した生育環境も異なります。茎の繊維部分から糸が生み出されますが、このうち衣料用としては「ラミー」と「リネン」が代表的なもので、家庭用品品質表示法においても、麻という表示を使用できるものは、「ラミー」と「リネン」の2種類に限定されております。

■「ラミー」と「リネン」それぞれの特性

「ラミー」
・繊維が太く長い。(天然繊維の中では最も強い)
・天然繊維の中、最もシャリ感がある。
・涼感があり、腰がある。
・水分の吸収、発散性に優れている。
・色は白く、絹様の光沢がある。
・強力は天然繊維中最も強い

「リネン」
・繊維は細く、短い。(しなやかさのモトになっています)
・しなやかで綿に近い風合い。
・涼感はラミーに次ぐ。
・水分の吸収、発散性はラミーに次ぐ。
・色はリネン特有の黄味がかった色(亜麻色)がある。
・強力はラミーに次ぐ。

簡単にまとめると、「ラミー」はシャリとした質感で、ハリこしがあり、吸湿性、吸水性に富んでいます。
「リネン」は、しなやかな質感で、綿のように柔らかさがあります。

ラミーリネンの触り心地
生地の森 ラミーリネン

そのお互いに良いところをバランス良く融合させることで、シャリッとした触感で、さらりと肌ばなれのよい、しなやかな質感が表われ、柔らかいソフトな弾力のある風合いの生地に仕上がります。もちろん吸湿性や吸水性に富んでいます。

じめじめとした季節、じとーと汗ばんだ肌にも肌ばなれよく、さらっとした着心地。そして湿気ても発散性がよいので、乾きが速い。
「ラミーリネン」の生地のお洋服なら、万が一雨でちょっと濡れたとしても、乾きも早いから安心ですね。
まさしく着この時期のためにあるような素材といえます。

洗い込まれたラミーリネン1/60番手
洗い込まれたラミーリネン1/60番手(IN50590)使用 ブラウス&スカートのセットアップ


■生地の森の「ラミーリネン」

生地の森のラミーリネンには、「混紡タイプ」と「交織タイプ」の2通りの生地がございます。

ラミーリネンの種類
生地の森オリジナル ラミーリネンの種類

1、ラミーとリネンの混紡タイプ

混紡とは、紡績の段階でラミーとリネンを半々ずつ溶かし込んで精紡された糸のことで、その混紡糸を使用して織り上げた素材のことです。
それぞれの特長が微妙なバランスで混ざり合うことで、繊維の強度に加え、丈夫でしなやかな素材に仕上がっております。
この繊細な表現は日本が誇る高い紡績技術により作られた日本製麻100%混紡糸の傑作品といえます。

⇒混紡タイプの主な商品

アンティーク風ラミーリネン
アンティーク風ラミーリネン(IN50083)


洗い込まれたラミーリネン1/40番手
洗い込まれたラミーリネン1/14番手(IN50603)

2、ラミーとリネンの交織タイプ

交織とは、ラミーとリネンをそれぞれの糸をタテ糸とヨコ糸に使い分けて織り上げた素材のことです。
それぞれの素材の性質が良いバランスで絡み合い、ハリコシをもちながら、肌触りがしなやかで、ふっくらとした弾力性のある絶妙な風合いに仕上がっております。

⇒交織タイプの主な商品

オリジナル麻
オリジナル麻(IN50145)


オリジナル麻1/60番手
オリジナル麻1/60番手

■オリジナルの品質の秘密

1、滑らかにするひと手間

一般に「ラミー」は繊維が強いため、麻独自のチクチク感を感じることがあります。しかし、生地の森は、何度も品質改良を重ね、独自の加工を施すことにより、生地の表面を滑らかにし、肌触りのいい風合いに仕上げております。
衣料用として、幅広くお使いいただくためにひとつひとつ丁寧な手間を惜しみません。

毛焼き:毛焼きを施した表面は極力チクチク感が抑えられてなめらかになり、
品良く、上質に仕上がります。

2、快適な質感への追求

一般に麻は天然繊維の中でも涼しさを感じる繊維といわれますが、繊維の強度が強いため、シワになりやすく、粗悪なものは肌触りがチクチクとして、肌の弱い方は苦手という方もいらっしゃいます。
そこで、生地の森は、麻素材本来の質感を快適に感じていただくため、生機から生地にする段階で張力や圧力をかけることなく、独自の製法でゆっくりと丁寧に洗いをかけることで細かなシボ感が生れ、ナチュラルなシワ感を表現し、肌に優しい非常に柔らかな感触に仕上げております。

ラミーリネンの風合いの変化
同じ素材でもひと手間加えることによる風合いの変化

■生地の森オリジナル「ラミーリネン」とは

生地の森の「ラミーリネン」は、「ラミー」と「リネン」の素材感や、機能性を大切に、独自のエッセンスを加えたオリジナルのクオリティーです。
日常の生活の中で使われてこそ、そのモノの本当の良さを魅せてくれます。
ジメジメとした梅雨の時期にも、心地よいオシャレを、よろしければぜひお試しください。

最後までお読み頂きありがとうございます。
生地の森の「ラミーリネン」の商品は、公式オンラインストアをぜひご覧いただけたら幸いです。
「ラミーリネン」の商品はコチラ

関連ページ  「ラミーリネン」

生地の森オリジナル ラミーリネン
生地の森オリジナルラミーリネン

「コットンライトキャンバス」にモニター様作品を掲載しました。

こんにちは、生地の森です。
生地の森オリジナル コットン生地「コットンライトキャンバス」を使って、モニター様に作品を作って頂きましたので紹介させていただきます。

コットンライトキャンバス
コットンライトキャンバス(IN50594)
コットンライトキャンバス新色4色
2019年の新色
「ライトベージュ」「イエロー」「グリーン」「チャコールグレー」
の4つの新色が登場

今回は2019年春の新色として登場した色のうち「グリーン」と「イエロー」の2色をお試しいただきました。

IN50594 タックパンツ
「大人用タックパンツ」グリーン使用

■モニター様作品
作品名/要尺:
タックパンツ/ 2.0m
子供用キュロット(size120)/ 0.9m
子供用パンツ(size110)/ 1.0m
フリルバッグ/ 1.0m

作成時の水通しの有無:無

■生地の感想
縫いづれもしにくく、ギャザーも意外にきれいに寄るので、とても縫い易い生地でした。
適度な厚みがあり透け感もないので、子供のボトムス用生地には最適!と思いました。
子どもの服地には、丈夫さと動き安さを重視していますが、この2点をこの生地は大きくクリア!!
しかもこのグリーンの色味がとてもツボで、他にはない素敵なハンドメイド服が作れて大満足です。

■作成時のポイント・注意点
生地が幾重にも重なってくると、職業用ミシンでも若干縫いにくくなるので気を付けました。
ゆっくりミシンを踏めば大丈夫です。

■作品にしてみていかがでしたか?
ボトムスはもちろんですが、コート地などとしても向いていると思います。
今回、ボトムス以外にもバッグをつくってみましたが、バッグにも向いていると思いますし、
ボトムス、コート、バッグ等の小物作成などに向いています。

IN50594 子供用キュロット パンツ
フリルバッグ
「子供用キュロット(size120)、パンツ(size110)グリーン使用」
「フリルバッグ イエロー使用」

こちらのコットンライトキャンバスの生地は、実はお客様の声から、当社が企画開発を経て商品化した生地になります。
コットンキャンバスの生地ほど厚すぎず、コットンブロードよりもややしっかりした生地がほしい。子供用の洋服に適した生地がほしい。などなど・・・意外に普通にあるようで実際はなかなかほしいものが見つけられない、というお悩みやご相談をヒントに誕生したオリジナル生地です。

IN50594 生地選びでお悩みのお客様の声
生地選びでお悩みのお客様の声

発売から4年を迎えましたが、お洋服から、バッグ、袋小物、雑貨類とさまざまな用途でお試しいただき、みなさまからの評価も頂いております。

この商品のレビューはコチラ

モニター様の作品にあるタックパンツは形もゆったりと履きやすそうで、オールシーズンで着られそう。私も作ってみたくなりました。

このブログをご覧になられた皆さまも、よろしければぜひお試しいただけたら幸いです。

生地の森 公式オンラインストア
https://www.kijinomori.com/fs/morimori/in50594-

生地の森 楽天店
https://item.rakuten.co.jp/morimori/in50594-/

生地の森 YAHOO!店
https://store.shopping.yahoo.co.jp/kijinomori/in50594-.html

関連記事:「ボトムス・パンツにおすすめ生地」

綿や麻 天然素材で作るメンズアイテムにおすすめの生地

心地よい新緑の5月も半ばを過ぎて、次なる季節へと足早に過ぎていくのを感じます。

6月といえば「父の日」ですね。今年の「父の日」は何日かご存知ですか?
「父の日」は、毎年6月の第3日曜日です。2019年の父の日は、6月16日、
ちなみに、2020年は6月21日、2021年は6月20日です。
日頃の感謝の気持ちを込めて、何か手作りの贈り物をしてみるのもよいかもしれませんね。

そこで、もしメンズファッションのアイテムの手づくりとお考えの方に、生地の森がおすすめの生地をご紹介したいと思います。

メンズのファッションアイテムと聞いて、まず思いつくのはシャツでしょうか。
これから蒸し暑く汗ばんでくると、すこしでも快適に過ごせる素材がいいですよね。
例えば素材で探してみると、夏といえば、やはり麻が良いのではないでしょうか。麻の生地は、吸水性や吸湿性に優れ、濡れても乾きが早く、肌あたりがサラッとしているのが特徴です。
また麻特有の自然なシワ感は、それだけでもサマに見えて、一枚着るだけでこなれ感がでるのもポイントです。

メンズシャツにおすすめの麻素材の生地

オリジナル麻1/40番手
オリジナル麻1/40番手(IN50145)


タテ糸がラミー(苧麻)とヨコ糸がリネン(亜麻)を交織させた平織の生地になります。それぞれの素材の特徴がバランスよく引き出され、ハリコシのある柔らかい弾力感が特徴、肌ばなれが良く、サラっとした肌触りです。
この生地の特徴は、 天然素材そのものが醸し出す独特な色ムラ感とシワ感が、味わい深さを演出します。
量産化されたレギュラーな染め方では絶対に表現できない、繊細な表情感は、古服のようなヴィンテージライクな趣が好きな方におすすめです。

オリジナル麻1/40番手
オリジナル麻は独特なシワ感と色ムラ感が特徴

生地の厚みは、厚すぎず薄すぎず、シャツ、ジャケット、ワンピースなど、さまざまなアイテムに通年を通してお使いいただけます。一枚で着るのも良し、ジャケット感覚で羽織るのもかっこいい。夏コーデの主役のアイテムにいかがでしょう。

このオリジナル麻には薄手タイプもございます。

オリジナル麻1/60番手
オリジナル麻1/60番手
オリジナル麻1/60番手(IN50651)

薄手の生地は柔らかなしなやかさがあり、軽くてさらっとした肌触りです。シャツやプルオーバーなど、素肌に一枚さらりと着こなすのもクールですね。

それぞれの生地は生地サンプルをご用意しておりますので、よろしければぜひお試しください。

普通地タイプ:オリジナル麻1/40番手 (IN50145)生地サンプルはコチラ
薄地タイプ:オリジナル麻1/60番手(IN50651) 生地サンプルはコチラ

今回はメンズのシャツにおすすめ生地をご紹介しました。
ほかにもご紹介した生地はありますが、もし何か気になる生地などありましたら、当店までお気軽にお問い合わせください。

メールでのお問い合わせ【info2@kiji-daiko.com】
※フリーメール以外のメールアドレスから送信していただく事を推奨します

お電話でのお問い合わせ【053-464-8282】


生地の森の公式オンラインストアでは「天然素材で作るメンズにおすすめの生地」の特集ページをご用意しております。
よろしければこちらもぜひご覧ください。

生地の森 天然素材で作るメンズにおすすめの生地
生地の森公式オンラインストア【特集】「天然素材で作るメンズにおすすめの生地」


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「天然素材で作るメンズにおすすめの生地」 生地の森 公式オンランストア