秋の気配を感じながら纏う、天然素材の生地

こんにちは 生地の森です。

まだまだ暑い9月。

それでも、9月に入ると一気に秋モードに切り替わります。
装いも少しずつ秋らしさを感じさせるお洋服に変えたくなる時期ですね。

そんな季節の変わり目におすすめの生地をご案内したいと思います。

秋冬おすすめ特集 
Autumn and winter
― 2020 ―


≪目次≫

・秋口から使えるおすすめの生地

・秋口から使えるボトムスの生地

・冠婚葬祭の装いにも使える生地


・秋口から使えるおすすめの生地

残暑厳しい時期に、秋を感じさせる演出には、ハリののある生地から、すこしとろみの良いやわかめの地がおすすめです。

「しんなり」「くったり」「ゆるり」「ふっくら」表情感のある生地


「しんなり」
程よくひんやりとした触感で心地よい素材感

ベルギーリネン1/40番手 
リュードバックハーフ
普通地(IN50301)

「くったり」
シャリ感としているのにくったりととろみの良い素材感

洗いこまれたベルギーリネンローン1/60番手
中薄地(IN50330)

「ゆるり」
程よいつや感のなめらか触感

レーヨン綿サテンナチュラルダイド
普通地(IN50675)

「ふっくら」
ほんのりあたたかみ漂う薄手生地

洗いこまれた平織りリネンウール1/60番手
普通地(IN50715)

・秋口から使えるボトムスの生地

秋口から着るボトムスには、くったりとしたリネンよりも少しハリ感のある綿麻素材がおすすめです。

肌触りも柔らかでさらりとした心地良さ。
シーズンレスに使える万能素材です。


厚すぎず薄すぎず、打ち込みのよいしっかり生地 
ギャザーパンツに。

綿麻ダンプダメージダイド
普通地(IN50720)

しっかりハリ感ウェザータイプ
すっきりテーパード、タックパンツに。


天日乾燥した綿麻生地
中厚地(IN50046)

自然なシボ感がサマになる
ゆるっと古着テイストに。

綿麻キャンバスダメージダイド
中厚地(IN50720)

丈夫なのに硬すぎない柔らかさ
ワーク系のカジュアルパンツに。

綿麻ルーズオックスダメージダイド
中厚地(IN50654)

・冠婚葬祭の装いにも使える生地

かしこまりすぎない、自分らしく装うなら、ハウスウエアーに見せない上質感な素材感がおすすめです。

平織りの生地よりも、綾織りの生地のほうが、生地の表情が豊かになり、品よく魅せてくれます。


打ち込みのよい光沢ある上質感
ワンピースやセットアップに。

べルギーリネン1/40番手 超高密度ツイル リュードバックハーフ
普通地(IN50714)

中肉厚で打ち込みのよい光沢ある上質感
ジャケット、スーツに。


リネンベネシャン
中厚地(IN50716)

甘織りのくったりととろみの良い上質感
ゆったりワンピースに。

洗いこまれた綾織りベルギーリネン ナチュラル染め
普通地(IN50521)

中肉厚でとろみの良い上質感

ジャケット、羽織ものに。

綾織アンティーク風ラミーリネン1/25番手
中厚地(IN50261)

生地の森公式ストアでは、「季節の色彩集」をご紹介しております。

秋色引き立つ「レンガ」&「キナリ」
秋の訪れを感じさせる、あたたかい雰囲気。

秋冬おすすめ特集

Autumn and winter

― 2020 ―


ここまでお読みいただきありがとうございまた。

素材選びのご参考にお役立ていただけたら幸いです。

生地の森では、あなたのご利用を心よりお待ちいたしております。

生地の森 公式オンラインストア


生地の森 15周年感謝祭

生地の森 15周年感謝祭

日頃より生地の森をご愛顧頂きまして、誠にありがとうございます。
生地の森はお陰様をもちまして、15周年を迎えることができました。

これもひとえに皆様の御愛顧の賜物と心より感謝申し上げます。
つきましては、日頃の感謝の気持ちを込めまして、15周年感謝祭を開催いたします。
特別なイベントをご用意いたしましたので、どうぞ最後までお楽しみください。
今後とも生地の森をよろしくお願いいたします。


イベントスケジュール

15周年記念 購入者特典 ハンカチプレゼント

周年祭を記念して、対象となるご購入者様に、
限定1,500枚(先着順)ハンカチをプレゼントいたします。

(特典在庫は無くなり次第終了になりますのでご了承ください。)

対象条件

2020年9月1日(火) 0:00からのご注文

1回の注文で購入金額が7,700円(税込)以上

【お願い・注意点】
特典在庫は無くなり次第終了になります。
商品発送後のお客様都合によるキャンセル・返品・交換はお受けできません。
卸でのご注文は特典対象外とさせていただきます。

公式オンラインストア限定
【78時間タイムセール】 対象商品21%OFF

公式オンラインストア限定タイムセール

公式オンラインストア限定のタイムセールを開催いたします。

生地の森の人気のアイテムを、公式オンラインストアだけの
スペシャル価格でご提供させていただく、年に一度のビッグチャンスです。
数に限りがございますので、気になる商品はお早めにお求めください。

※セール開催直前に、セール価格に切り替わります。
セール開始の販売期間をお間違えのないようにご注意ください。

販売期間: 2020年9月4日(金) 18:00 〜9月7日(月) 23:59

対象商品

洗いこまれたベルギーリネン1/40番手ナチュラルダイド

洗いこまれたベルギーリネン1/40番手 ナチュラルダイド

IN50573

生地を丁寧に洗いこみ、目を詰まらせることによって、ふっくらと肉感を感じる程よい厚みに仕上げました。

洗いこまれた綾織りベルギーリネン1/40番手

洗いこまれた綾織りベルギーリネン1/40番手

IN50521

何度も洗いこみをかけた生地は柔らかな肌触りでまるでウールのような高級感があります。

15周年福袋 アニバーサリー ファブリックバッグ

福袋販売

感謝祭恒例の福袋販売が決定いたしました。

販売開始1時間で即完売とご好評の「ハッピーファブリックバッグ」と、
プロも認める厳選されたアイテム
「デラックスファブリックバッグ」をご用意させていただきました。

各種、数に限りがございますのでお早目にお買い求めください。
尚、例年では、アンコール販売を実施させていただきましたが、
今回はアンコール販売はいたしませんのであらかじめご了承ください。

詳細のご案内までしばらくお待ちください。

販売期間: 2020年9月11日(金) 18:00 〜9月14日(月) 23:59

ハッピーファブリックバッグ(※限定270個)

デラックスファブリックバッグ(※限定2種各3個)

生地の森オリジナル 新商品

オリジナルリネン生地サンプル6点セット

「オリジナル生地サンプル6点セット(販売終了)」のご好評につき、
第二弾を新発売いたします。

オリジナル生地サンプル 6点セット

AUTUMN & WINTER

秋冬でもリネン生地を使いたい!
リネンって夏の生地ではないの?秋冬にも使えるリネン生地って何?
生地の森は、秋冬シーズンに使える素材作りにこだわっております。

2020.09/01(火)~販売スタート

その他、生地の森オリジナルの新商品を近日発売いたします。

公開まで、今しばらくお待ちください。

イベントページは今後も更新いたします。

ぜひこの機会に 生地の森 をご利用いただけたら幸いです。

皆さまのご利用を心よりお待ちいたしております。


15周年感謝祭

生地の森 Amazon ?

生地の森

こんにちは 生地の森です。

最近、Yahoo!検索で「生地の森」と検索すると、このような広告表示がされていると報告をいただきました。



 生地の森 Amazon ???
たしかに、ちょっと紛らわしい広告ですね。

これは、「生地の森」が何かしらのトレンドキーワードと感知されて、検索されたキーワードがそのまま頭に表示される特殊な広告らしいです。

Amazonのようなビッグモールと、当社では、知名度もアクセス数も比較にならないので、こういう場合は正直泣き寝入りに近いです。

しかし、当社の「生地の森」は商標登録をしております。

いくらトレンドキーワードで勝手に感知され表示されたとしても、著作権の侵害行為にあたるのではないかと思われます。
しかし、実際には阻止しようがなく、非常に困惑しております。

「生地の森」さんってAmazonにお店あるのですか?や「Amazonでも買えますか?」といったお問い合わせはいただいておりませんが、逆にお問合わせをいただいたほうが、まだ説明ができます。

しかしうっかりこの広告を目にして、そのまま「生地の森」だと思ってAmazonに入ってしまい、一覧に表示されている商品が、生地の森の商品と勘違いされて、間違って購入されたとしても、当社では何のフォローもケアもできません。

せめてこのブログをご覧いただいた方は、Yahoo!検索で「生地の森」と検索された際、うっかりこの「生地の森 Amazon」という広告が表示されても、

生地の森 Amazon 店は存在しません!
ので、くれぐれもご注意ください。

「生地の森 公式オンラインストア」はコチラ

ちなみに「生地の森 公式オンラインストア」では、決済方法の一つに、「Amazon pay」をご利用いただけます。

「Amazon pay」とは、Amazon.co.jpアカウントに登録されたクレジットカード情報、住所を使ってご注文いただけるサービスです。

普段 Amazonをご利用されていらっしゃるお客様は、この決済方法をご選択することができますので、「生地の森 公式オンラインストア」でお買物いただく際は、ぜひご利用ください。

詳しくは、商品を入れた買い物カートをご確認したうえで、次のステップのお支払いのお手続きに移る際に、下のように「Amazonアカウントでお支払い」のボタンが表示されております。



ボタンを押すと、Amazonアカウントでログインの画面が表示されます。そこからログインされて決済手続きにお進みいただけます。

最後に…

生地の森は、Amazon には出店しておりません。

どうか、広告に惑わされませんようご注意ください。

「生地の森 公式オンラインストア」では、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

生地の森 公式オンラインストア

最後までお読みいただきありがとうございまいした。

オフホワイトとは?

こんにちは 生地の森 です。

「オフホワイト」という色はご存じですか。
「ホワイト」は何が違うの?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。私も何気なく「オフホワイト」と使っていましたが、今の仕事を通じて、「オフホワイト」にはちゃんとした理由があることがわかりました。

そこで今回「オフホワイト」をテーマにさせていただきたいと思います。

【目次】

・「オフホワイト」の魅力
・「オフホワイト」とは?
・生地の森の「オフホワイト」の秘密
・素材の特徴による「オフホワイト」の違い
・生産ロットによっての「オフホワイト」の違い
・「オフホワイト」にある素材特有のもの
・用途における「オフホワイト」の違い
・「オフホワイト」の生地の注意点


・「オフホワイト」の魅力

自然な風合いと素朴な魅力に惹かれて、ファッションからインテリアと、ライフスタイル全般において、ナチュラルな雰囲気を好む方が多いと思います。

当社では、リネンの生地を中心に、オリジナルの「ラミーリネン」や「リネンウール」など麻生地を専門に取り扱っておりますが、その中でも、一番人気がある色は「オフホワイト」の色の生地なのです。

「オフホワイト」は生地全般で、とても人気なカラーです。

どんなアイテムでもそうですが、色物は趣味嗜好にばらつきがありますが、白色系は一般に無難です。それに清潔感があって、色が与える印象がいいですよね。
またうっかり選んで買ったとしても、後悔が少ないというメリットも、魅力の一つかもしれません。

白いエプロンは憧れ…

・「オフホワイト」とは?

ではこの「オフホワイト」。

そもそも、なぜ「オフホワイト」というのか?と言いますと、様々な意味があるようなのですが、生地の森で言う「オフホワイト」とは、
天然繊維の原料である「生成り(キナリ)」を「晒す」ということが由来となっております。

もう少し詳しく言うと、「晒す」とは、白くするという意味があります。
分かりやすくは、漂白剤に浸けて白くするという感じです。

そしてこの「晒す」ことを「オフ」すると言い、晒して白にすることから「オフホワイト」と称しているのです。

・生地の森の「オフホワイト」の秘密


生地の森では、綿や麻の天然素材の「オフホワイト」の生地を作る場合、原料である「生成り(キナリ)」を晒していきます。
※「生成り(キナリ)」について は、こちらに詳しく載せております。

よく当社の生地をご利用の方の中には、「生成り(キナリ)」の生地と「オフホワイト」の生地は、なんか質感が違う!とお気づきになる方もいらっしゃいます。

まさにその理由は、「晒す」度合いによって、繊維自体が痩せて、もともとの性質も失うことにつながりかねます。
これを「白度」とも言って、「白度」が強すぎると、繊維がもろくなり、風合いも表情も出しにくくなってしまうのです。
なのでオフホワイトの生地は、他の色と比べて若干薄く感じるという場合もございます。

当社のオリジナル生地は、天然素材の特性をを最大限に生かし、素材そのものの自然に醸し出される表情と、味わいのある風合いに仕上げるため、この「晒す」工程にも、非常にデリケートに考えております。

それは、ただまっ白くするためだけに晒してしまうと、素材本来の持ち味である、しぼ感やシワ感がなどの繊細な表情が出にくくなって、風合い自体も変わってしまう恐れがあるからです。

わたしたちの生地の雰囲気作りには欠かせない大切な要素であるため、本来の「生成り(キナリ)」独自の性質を損なわなように「晒す」度合いを考えて
表情豊かな風合い感のよい「オフホワイト」を作ることが、絶対条件なのです。




・素材の特徴による「オフホワイト」の違い

素材による「オフホワイト」の違いを比べるまえに、基となる生成り(キナリ)の糸を見てみたいと思います。

これらは、すべて生成り(キナリ)の糸になります。
それぞれの素材によっての違いがお分かりでしょうか。

主な生成り(キナリ)糸の比較

リネン(亜麻 あま)の場合
生成り(キナリ)が黄味(茶味がかった)色をしているため、オフに晒してもこの黄味が残って、黄味がちの白色になります。

ラミー(苧麻 ちょま)の場合
生成り(キナリ)が青白く光沢を帯びておりますので、オフに晒すと全体に、青味を帯びた白色になります。

(※ヘンプ、綿麻については割愛させていただきます。)

尚、当社のオリジナルの「ラミーリネン」の場合はというと、
「ラミーリネン」とは、文字通りラミーとリネンとが半々にブレンドされた当社のオリジナルのクオリティーです。

 ラミーリネンシリーズはコチラ


その2つの素材が調和されているのが、お分かりになりましたでしょうか。

左下:リネン 中央:ラミーリネン 右上:ラミー

・生産ロットによっての「オフホワイト」の違い

「オフホワイト」には、注意点がございます。
それは生産ロットによるばらつきです。

そもそも麻の原料は植物です。農作物は気候や風土に影響さればらつきが生じます。そのため糸の原料となる「生成り(キナリ)」にばらつきが生じます。黄味がつよかったり、濃かったり、薄かったり、そのばらつきが白に晒す際にも多少影響が出てしまいます。

製造ロットにより、白度、風合い、表情の違いが生じます

なので「生成り(キナリ)」同様に、生産ロットによるばらつきがございますので、リピート購入の際は、前の生地との違いが生じる場合があることをご了承ください。

「前に買ったときはあまり気にならなかったのに、今回は黄色っぽくて汚い。」「茶色ぽい部分の無いところでカットしてほしい」
「前の色と同じものが欲しい」というご要望には対応できかねますので、素材の特性としてご寛容賜りたく存じます。

・「オフホワイト」にある素材特有のもの

「オフホワイト」にある素材特有の糸節

わたしたちの生地は、天然素材の性質を最大限に生かし、素材そのものの表情を風合いに仕上げるため、「晒す」工程に際しても非常にデリケートです。

それはまっ白くするためだけに晒してしまうと、素材本来の持ち味である、繊細なしぼ感やシワ感が生地にしたときに表情に出にくく、風合い自体も変わってしまうからです。素材特有の性質を活かすべく、もともとの「生成り(キナリ)の糸節などのばらつきとともに、糸節の強い部分などは、白くなり切れないムラも生じます。)

黄味に残ったり、茶味にのこったり、また天然繊維にはホコリなどの微細なのチリやごみなどが混入するため、異原糸が含まれます。その異原糸が色糸として多少現れる場合もございます。

・用途における「オフホワイト」の違い

用途とは、色に染めたりプリントを施したりするために使われる下地の白い生地のことを言います。この白生地のことを「P下晒」とも言います。この「P下晒」の白生地と、当社の「オフホワイト」の生地とは、全く作る工程が異なります。

まず、「P下晒」の場合、色ムラやプリントが綺麗に乗るように、生地表面はムラの無い白に、凹凸もないフラットに仕上げられます。なので糸の段階から漂泊して白糸にしてさらに織られた生機(キバタ)を晒して白にしていくのだそうです。「P下晒」の白生地の表面は、下の写真にあるように無表情の状態になります。

左:P下用晒         右:自然な表情のある当社のオフホワイト

しかし、わたしたちの「オフホワイト」の生地は、素材そのものの特性を生かし表情豊かな無地の生地を目的としておりますので、上の写真の様に自然なシワやシボ感が表情に現れております。

・「オフホワイト」の生地の注意点

「茶色い糸が所々に入っていて汚らしい」
「黒っぽい色糸が入っていないところを送ってほしい」
「風合いはとってもいいが、もっときれいな白い色の生地が欲しい」
というご要望をいただくことがございます。

しかし、それらの糸節や色糸の部分を片っ端からはじいていってしまいますと、つながって取れるところは、ほとんど残らないのでないかと思います。


当社は素材そのものの特性を活かすことで、表情のある風合いが作られます。なので、原料である「生成り(キナリ)」性質が失われるほど、薬品に晒すことは行いません。

まるで洗いこんだようなふっくら感、天然無垢なやわらかな表情、「生成り(キナリ)」本来の性質の基となる糸節もカスも色糸のようなものも含まれ、味わい深い「オフホワイト」が完成されております。

誠に恐縮ではございますが、当社のモノづくりのポリシーと「オフホワイト」の生地の特性(糸節や、カス、色糸の部分)は自然な表情のものと、ご寛容いただければ幸いです。


まとめ

当店の「オフホワイト」は、綿や麻の天然素材の原料の「生成り(キナリ)」を晒して(オフ)白に近づけております。 

そのため「生成り(キナリ)」のばらつきが影響し、生産ロットによっても、白味にもばらつきがでます。

また「生成り(キナリ)」にある糸節が、晒しても白になり切れない部分が残ります。

またそれも、天然繊維の不均一な糸節であるため、素材本来のものとして避けることはできませんのでご理解ください。

もし糸節の残る部分がすくしでも少ないものが良いという場合も、それらを避けることができませんので、ご理解ください。

「生成り(キナリ)」についての詳しい記事はコチラ。

生地の森オリジナルの無地の生地のほとんどに「生成り(キナリ)」と「オフホワイト」を展開をしておりますので、素材そのものの味わいをお使いになりたいときは、天然無垢なこれらの2色を使い比べていただけたら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

よろしければ、ぜひ公式オンラインストアをご覧ください。


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麻の種類とは?リネン・ラミー・ヘンプ

こんにちは生地の森です。

じめじめとうっとうしい梅雨の季節になりましたね。
この時期は、麻生地の需要も最も高くなり、お客さまからの麻生地に関するお問い合わせや、麻生地を使うのが初めてという方からのご相談もいただきます。


お問い合わせでいただく大半は、リネンやリネン生地にということなのですが、
このリネン。麻の種類の一種で、ほかにも麻には種類があることをご存じですか?

関心のある方とお話しをつづけていくと、違いが知れてよかったと言われます。なので、きっと種類のことや、特徴の違いが分かれば、麻の生地の使い分けなどもできて、さらに理想に近い手作り服を楽しむことができるのではないかなと思いました。

実は私自身も、麻とリネンが曖昧でした。
しかし、お客様とお話しをする機会が増えて、逆にいろいろと教えていただいたり、ハッと気づかせていただいたこともありました。

そこで、あらためて麻のことについて、麻の種類など、このブログ通じて、皆さまと一緒に共有できれば幸いと思っております。


突然ですが、クイズです!

Q1 衣料用に使われる麻の種類は3つです。それは何と何と何でしょう?

Q2 じめじめの季節、汗ばむ夏に一番快適と思われる麻の種類は?

(答えは本記事の末尾へ)


≪目次≫

・「麻」とは?
・「麻」の種類について
・「麻」の繊維の特徴


・「麻」とは?

すこし堅苦しい言い方になりますが、
麻とは、生地を織る糸の原料となる「繊維」のことを「麻」と言います。

・「麻」の種類について

実は「麻」にはさまざまな種類があるのをご存じですか?
主に衣料用に使われている「麻」の種類には大きく3つあります。

  ■亜麻(あま)…リネン 
  ■苧麻(ちょま) … ラミー 
  ■大麻(たいま) … ヘンプ 

「麻」の繊維の原料はこれらの植物になります。
「麻」は植物の茎の靭皮部分から採られる植物繊維で、セルロースが主成分となります。 それらを称して麻」と呼んでいるのです。

この中で「リネン」は確かに聞きなれているかと思いますが、実際に皆さまの身の回りにはリネン以外の麻の生地もあるかもしれません。

・「麻」の繊維の主な特徴

「麻」の繊維の主な特徴は、吸湿性が高く、放熱性に優れ、肌に触れたときに涼しく感じるので、春夏物の衣料品に多く使用されてる繊維です。

そこで、上にあげた3つの繊維

  ■亜麻(あま)…リネン のヒミツ
  ■苧麻(ちょま) … ラミー のヒミツ
  ■大麻(たいま) … ヘンプ のヒミツ

下はそれぞれの繊維から作られた生成り(キナリ)糸です。
種類ごとの違いがはっきりと分かります。

(左:リネン  中央:ラミー  右:ヘンプ)

では、これらの特徴を見ていきたいと思います。

■ 亜麻(あま)…リネン のヒミツ


→リネンの原料

リネンの原料は亜麻=フラックスという植物です。
フラックスは亜麻科の一年草で、連作しないため収穫量に限りがあり、いっそう貴重な原料となっております。
フランス、ベルギーなどヨーロッパや、中国の比較的涼しい地方で栽培されています。

→リネンの特徴

・丈夫で長持ち
しっかりした繊維でできているリネンは、腰が強く耐久性にも優れています。
濡れると強さが一層増し、繰り返しのお洗濯にも強く、丈夫で長持ちします。

・汚れがついても落ちやすい
リネンの繊維に含まれるペクチンには汚れを染み込みにくくする性質があるため、繊維自体に天然の抗菌性があると言われています。汚れがついても落ちやすく、また繊維の毛羽が付着しにくいことから衛生的でファッションアイテムをはじめ、キッチンクロスやインテリアファブリックなど幅広く愛用されています。

・使うほど肌に馴染み、変化を楽しむ
リネンは独特ななめらかさと優雅な光沢感があり、触れてもチクチクせず、ソフトな肌触りが特徴です。
腰が強く丈夫な繊維でもあるため、長持ちで使うほどに風合いが増し、くったりと肌に馴染んでいきます。

・通気性・保温性に優れ、通年適した素材
リネンの繊維は中が空洞に空気が含まれているため、寒い冬は体温で暖まった空気が体を暖かく包み込み、汗ばむ季節は上手に水分を逃がしサラッとした肌触りで過ごすことができます。通気性と保温をバランス良く保ち、一年中快適にお使いいただけます。

・色は黄みがかった生成り(亜麻色)

(よくリネンは黄色っぽいという方がいらっしゃったのですが、そもそも植物の特性だったのですね!)

→リネンの欠点

・濃色品は鮮明に染まり難く均一な染色が難しい。
・皺がつき易い

▼「生地の森オリジナル ベルギーリネンシリーズ」より

洗い込まれたベルギーリネンローン60番手
ワイド幅ベルギーリネン60番手

■ 苧麻(ちょま) … ラミー のヒミツ

→ラミーの原料

ラミーとは苧麻(ちょま)と呼ばれ、多年草の植物で、繊維は茎の靭皮(じんぴ)部から採取されます。
50日間で約150cm~200cmと生育は極めて旺盛で温帯で年に2~3回、熱帯では4回~6回収穫でき、中国、ブラジル、フィリピンなどの温暖で湿気の高い気候の土地で栽培されています。

→ラミーの特徴

・麻の中で最も繊維が強い
 繊維が太くて長く、天然繊維の中で最も強度に優れている。
・ 清涼感がある
 天然繊維の中でも最もシャリ感があり、汗ばんでも 肌に密着せずベトつかない。
  汗を素早く吸収し、放出するため気化熱を奪い涼感がある。
・繊維のコシがつよいため、織糸が滑脱しにくく通気性に優れた織物になる。
・強い洗いにも耐え洗濯で汚れが落ちやすく、清潔さが保持できる。
 又、水に濡れると繊維 強力が向上するので洗濯回数の多い夏期に適している。
・色は白く、絹様の光沢がある。

→ラミーの欠点 

・苧麻の代表的な欠点は、繊維が粗硬なので、肌への刺激が強い。
・摩擦に対して毛羽立ちしやすい。

(ちくちく感は、主にこのラミーが原料の生地だったのですね。リネンはチクチクならない。しかし肌触りは個人差もあるので、敏感な方はラミーが入っている生地には注意したほうがよいですね。)

▼「生地の森オリジナルラミーリネン」より
リネンとラミーをブレンドしたオリジナルクオリティー

オリジナル麻 40番手
オリジナル麻 60番手

■ 大麻(たいま) … ヘンプ のヒミツ

→ヘンプの原料

ヘンプ(大麻)とは桑科の1年生で、雌雄異株の双子葉植物のことをいいます。
「麻」という言葉は、日本では古くから大麻のことを指しているとのことです。
生産地は中央アジア、中国、ロシア、ルーマニア他。ヨーロッパでは、冬に植えられることが多い。

→ヘンプの特徴

・ラミーやリネンよりシャリ感があり、肌触りが涼しい。
・糸の強度はラミーよりも弱いが、引張り強度で綿の8倍、耐久性で4倍の強度を持つ。
・繊維構造が中空のため、吸湿、吸汗性がある。
・通気性に優れている。

→ヘンプの欠点

・太くて短いバラツキが多い繊維なので、紡績して糸にするのが難しい。
・粗硬な素材なので、糸ネップやスラブが生じやすい。
・黄味がかった色合いで、光沢はラミーよりも弱い

(ヘンプの生地はなかなか少ないのが現状です。)

まとめ

「麻」とは繊維のこと。

「麻」は植物から採れる繊維のことで、主成分はセルロース。

「麻」には大きく3種類の植物がある。

  ■亜麻 あま …  リネン …黄味がかった色合い
  ■苧麻 ちょま … ラミー …青白く絹のような光沢
  ■大麻 たいま … ヘンプ …黄金色

■亜麻 あま …  リネン  の特徴

・繊維の長さ・・・細くて短い
・糸の強度・・・苧麻(ラミー)よりも弱い
・質感・・・比較的しなやか
・色味・・・黄味がかった色合いで、光沢は苧麻(ラミー)よりも弱い

■ 苧麻 ちょま … ラミー の特徴

・繊維の長さ・・・太くて長い
・糸の強度・・・天然繊維の中で一番強いと言われている
・質感・・・ハリ感が強い、 肌への刺激が強い 、清涼感がある。
・色味・・・白く絹のような光沢が有る

■ 大麻 たいま … ヘンプの特徴

・繊維の長さ・・・太くて短い
・糸の強度・・・苧麻(ラミー)よりも弱い、
・質感・・・硬い、 糸ネップやスラブが生じやすい。
・色味・・・黄味がかった色合いで光沢は苧麻(ラミー)よりも弱い


≪豆知識≫

お洋服の左脇を見ると、品質表示タグが付いているのをご存じですか。
お洗濯の際には洗濯表示を参考にされると思いますが、そこに書かれている素材の表示は繊維表示になります。

日本には「家庭用品品質管理法」というものがあるのですが、衣料品の品質表示で「麻」と表示されている場合は、ラミー(苧麻)、リネン(亜麻)、のことを言います。 尚、ヘンプ(大麻)は指定外繊維 と書かれます。


最後に。

麻には、リネンの生地以外に、ラミーとヘンプという種類があることがお分かりになりましたか?

しかし、今お手持ちのお洋服のタグを見ても 麻100%としか書いてないものが多いかと思います。リネンなのか、ラミーなのかわかりづらいですよね。

でも、手作りのお洋服にあたっては、生地の森では、リネン、ラミーと原料を表記しておりますので、原料を分かって作ることができますね。

弊社で取り扱っている商品の中には取寄せている生地もあり、それにはもともと麻としか表記されていないものがあることも事実です。ほとんどがリネンだと思いますが、すこし怪しいものもございますがどうかご了承ください。

また、リネンがちくちくするかどうかについては、リネンはチクチクしなく、チクチク感じやすいのは、ラミーやヘンプのようですね。

しかしラミーは、麻のなかでも発散性に優れているので、リネンよりも涼感がしやすく、夏向きの素材ということも理解できました。

今、新型コロナの影響で、マスクの需要により布マスクを作る人も増えたと思います。夏の暑い季節のマスクは暑苦しいですよね。夏の布マスクに向いた生地のお問い合わせも多いのですが、麻の生地を使うなら、リネンよりもラミーのほうが良さそうですね。

生地の森のラミー100%の生地は、こちら

ラミーローン1/100番手
ラミーローン1/160番手




おまけ

おすすめの絵本です。
主人公のもぐらくん。お気に入りのズボンを作るために奮闘するお話ですが、リネンのことがとてもわかりやすくコミカルに載っています。
お子様と一緒に読んでみてください。

「もぐらとずぼん」  福音館書店より



≪クイズの答え合わせ≫

Q1→リネン、ラミー、ヘンプ

Q2→ラミー

最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは、生地の森でのお買物をお楽しみいただけたら幸いです。




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