KIJINOMORI
2023 Autumn / Winter

太番手リネンを限界まで打ち込んで織り上げたツイルタイプの生地。この厚さに負けない染付を職人の手によってじっくりと施している。仕立てた時の出来栄えに大きな違いが現れる。

綾組織を限りなくサテン組織に近づけることによって、表現が可能なハリ感やドレープ感、光沢感を表現。文字通り、ツイル組織を壊している生地。

予めフェイドさせた綾織りラミーリネンをそのまま起毛行程に移すことによって表現できる独特なヴィンテージ感。生地の森だけのオリジナルのひとつ。

なめらかなリネンと、採毛量が少なく貴重とされるシェットランドシープウールをミックス。霜降り調の色合いがクラシカルな趣を漂わせる。

緯糸にウール混ラミーリネンを打つことによって表現されるアンティークなウォーム感は、さらに職人の「勘と経験」によって洗い込む強さを変えることで、決して真似の出来ない仕上がりに。