
バッグ作りにおすすめの生地
バッグ作りにおすすめの生地Recommended fabric for handmade bags.
布バッグを作りたいけど、どんな生地が向いているのかと、悩んだ経験はありませんか?
作りたいデザインや、イメージがあっても、それに向いた生地を見つけるのは意外と大変ですよね。
そこで、どんな生地が向いているのか知りたい、という方に、
生地の森は、買っておいて損はない「バッグ作りにおすすめの生地 人気ベスト10」
をご紹介させていただきます。
実用的なバッグから、おしゃれ見えする布バッグ作りのヒントに、ぜひ参考にご覧ください。
Contents.
バッグ作りにおすすめの生地
人気ベスト10
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厚手で丈夫、使えば使う程に愛着の湧くバッグに。
「11号帆布ヴィンテージ」
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帆布といってもさまざまな種類があり、11号帆布は一般には帆布の規格としては最も薄い生地と言われております。
しかしこの生地の森のオリジナル11号帆布ヴィンテージは、織密度を上げて目の詰まった自然な硬さに仕上げてありますので、他の11号帆布と比較すると密度のある厚みがあります。

さらにこの11号帆布ヴィンテージは、自然な風合いを活かすために一般の生地にされるシルケット等の処理を行っておりません。
(※シルケットとは織物のムラを取り除き表面を均一にする強力な薬品処理)
シルケットの薬品処理を行うと糸は痩せ、生地は薄くなります。
しかし生地の森の11号帆布ヴィンテージは、古くから遠州地方で受け継がれてきたバッジ染技術職人によって、ゆっくりと時間をかけながら丁寧に染めていく手工業により、天然素材の糸質をそのままに自然な風合いを損なわず発色よく仕上げています。

天然素材本来が引き出す織感と自然な風合い作りに特化した生地の森の11号帆布ヴィンテージは、使い手が長年使い込んでいきながら自然に擦れやアタリが付いて味わい深くエイジング(経年変化)させていくことこそがこの生地の最大の特長です。
この11号帆布ヴィンテージは糊付け加工やパラフィン加工の硬さを出した加工は施しておりません。
自然な風合いの生地は水洗いも可。
使い手次第で同じものが二つとない、使えば使う程に使い手に馴染んでいく、まさに自分専用のこだわりが楽しめます。時とともに刻まれる味わいをぜひ身近なものでお試しください。
このようなバッグ作りにおすすめ
・素材の質感や丁寧な作りにこだわるバッグ作りに。
・長く愛用して馴染ませて楽しむマイバッグに。
・丈夫で長持ち、成長と思い出が刻まれるバッグに。
「11号帆布ヴィンテージ」は全27色。
くすみを効かせた色合いが特徴
デザイン、アレンジ、使い方、と様々に活用が効く便利バッグに。
「洗いこまれたコットンキャンバス」
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折りたたんだり、ひもで縛ったり、いろいろな形にアレンジさせるなら、
厚みがあって、柔らかさのある生地がおすすめです。
生地の森オリジナルの「洗いこまれたコットンキャンバス」は、目詰まりのしっかりした厚みと、
ふっくらとしたソフトな風合いで、手作りバッグの生地選びで悩んだら、まずはじめに手にしてください。
またこの生地は、パンツ作りの生地としても、適当な厚みの生地と定評があります。
そのくらいバッグだけにとどまらず、ファッションアイテムの用途も利く万能な生地となっております。

このようなバッグ作りにおすすめ
・小さなお子様用のバッグに。
・入園バッグ、入学、通学バッグ、上履き袋、手提げ袋
・ナップサック、サブバッグなど、いろいろなデザインやアレンジに
頻繁に使う袋小物に。
「コットンライトキャンバス」
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何かと重宝する袋小物の生地。
「思ってたよりも薄かった」や「思ったよりも分厚かった」という声をいただくのが「ブロード」や「シーチング」。
一般に手に入れやすい生地ですが、袋小物として使うにはやや薄いと感じられる場合もあるようです。
逆に、少し厚い生地で「キャンバス」を選ぶと、今度は少し厚すぎてかさばってしまうのです。
ならば、その中間くらいの生地を使ってしまおうと考えて作ったのが、
生地の森オリジナルの「コットンライトキャンバス」です。
お客様のご要望にお応えするべく、厚からず、薄からず、固すぎず、柔らかすぎず、の生地厚感を実現させました。
「ブロード」や「シーチング」の生地がすこし薄いなと感じた方は、ぜひお手にとってみてください。
カラーはくすみを効かせた落ち着いたカラーアソートとなっております。
奇抜い柄や可愛いさはあまり好まない、センスよく見栄えの良い袋小物、布小物作りに、ぜひお試しください。

このようなバッグ作りにおすすめ
・体操着入れ、お弁当袋、コップ入れの袋小物、他、卓上ナプキン、エプロン、スモックなど、
思いつく布小物


ワンポイントアドバイス
手作りバッグの生地選びのポイントとして、バッグは常に物が入り、生地は常に重さに耐えて、
引っ張られている状態なので、ガーゼやボイルのような目が粗く揺らぎやすい生地よりも、
ほどよい厚みでしっかりした生地や、多少薄くても織密度のしっかりとした生地をおすすめします。
主には「帆布」「キャンバス」「オックス」などの「平織り」に織られた生地になります。
「平織り」の生地は、タテ糸と、ヨコ糸が均等に交差して織られるので、
ハリコシのあるしっかりとした風合いに仕上がります。

その他に、「デニム」や「ツイル」「サージ」「ギャバ」「チノ」などの「綾織り」の生地もあります。
「平織り」生地との違いは、タテ糸とヨコ糸の交差点をずらすことで、
よりなめらかで柔らかい風合いに仕上がります。

丈夫で実用的なバッグには「平織り」の生地、
ファッション性を重視するときは「綾織り」の生地と、
用途やデザインに合わせて使い分けされるのもおすすめです。

Fashionable bagsおしゃれ見えする布バッグ作りにおすすめの生地
続いて、実用的なものも良いけれど、ちょっとこなれておしゃれに見える布バッグが作れたらいいですよね。
そこで、お客さまからお寄せいただいた感想をもとに
「おしゃれ見えする布バッグ作りにおすすめの生地」をご紹介していきます。
さりげなく持つおしゃれバッグに。
「天日乾燥した綿麻生地」
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「しっかりした生地なので少々重い物を入れても大丈夫」
「何回も洗えて、たくさん入ってシンプルながらお洒落なエコバックができました」
「このパリッとした質感とナチュラルな染め色が素敵です。バッグを作りました」
「むら染めも味わい深い、いい雰囲気です。巾着ふうのバッグを作りました」
「生地も程よい厚みで扱いやすく、布雑貨には最適です」
渋い色味と、少しむらがあるところが雰囲気も出て、高級感があると寄せられており、適度なはり感と程よい厚みで扱いやすいと、バッグ作りの素材としても評価をいただいております。オンリーワンの特別なバッグ作りを楽しんでみませんか。
軽さがあるのに丈夫、男前なアイテムから、手軽に使えるエコバッグに。
「コットンナイロンウェザークロス」
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この生地は、織密度のあるウェザータイプで、自然なシワ感のある軽い素材感が特徴です。質感にニュアンスがあり、形はシンプルでも存在感があると定評があります。
主に、ウィンドブレイカーや、トレンチコートなどライトアウター向きの生地ですが、男前なシャープなイメージと、くすんだスモーキーカラーがかっこいい雰囲気を醸し出ており、サコッシュや、ポシェットなどのおしゃれアイテムにもお使いいただいております。
また、軽くて丈夫なので、くるくると折りたたんで使えるエコバックにもおすすめ。
他では見ない独特な素材感で、おしゃれ見えするバッグ作りを楽しんでみませんか。

Linen & Ramie bagsバッグ作りにおすすめの 麻・リネン生地
ここからは、ナチュラル派必見、「バッグ作りにおすすめの 麻・リネン生地」
ファッションのアクセントとして人気の、麻・リネンの布バッグ。
雰囲気があって、おしゃれ見えする、表情が豊かで、風合いの良い、麻・リネンの生地をご紹介します。
ざっくり大振りなバッグに。
「洗いこまれたラミーリネン14番手」
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14番手の太番手の糸を使った中肉厚なリネン生地。麻の素材を使うなら、漂泊も染色もしていないありのままの自然な「キナリ」がおすすめです。
自然なシボ感が、麻らしい風合いを引き出し、独特な味わいや雰囲気を放っています。
1枚でざっくりとラフに使うのもよし、裏地を配色にして遊び心をプラスしてみるのもよいですね。
らくちんなのにこなれ見え。
「洗いこまれたベルギーリネン25番手 ナチュラルダイド」
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平織りのキャンバスタイプで、しっかりと丈夫なだけでなく、くたっとソフトなやわらかさが、使い始めから肌馴染みが良いと定評があります。
自然なシワ感やしろムラぽいくすみカラーが豊かな表情を生み出し、上質なこなれ感を演出してくれます。定番だからこそ、ちょっとした違いでオシャレになれます。
シンプルで丈夫なエコバッグに。
「洗いこまれたベルギーリネン40番手」 IN50573
小さく折りたためるエコバッグなどには、厚すぎず薄すぎない丈夫なキャンバスタイプの生地がおすすめ。
使い始めからくったりとやわらかい肌馴染みのよい風合いなので、シンプルでもサマになります。
カラーも豊富なので、色違いで作るのも楽しいですね。
存在感が引き立つこだわり布バッグに。
「洗いこまれたベルギーリネンヘリンボン25番手」 IN50640
織り柄に特徴のあるヘリンボンは、独特な表情が目を惹きます。ふっくらとした風合いと、程よい光沢が上質感を引き立たせておりますので、おしゃれ見えのポイントが満載。
中厚地でくったりとした風合いなので、使い込むほどにいい味に馴染み、温もりのある表情が存在感を漂わせます。
おまけ
裏地のこと。
バッグ作りには欠かせない裏地。
裏地をつけることで丈夫になったり、仕立て映えしたり、色々と役立ちます。
選ぶ際は、表地の風合いにあまり邪魔をしないこともポイントです。
表地よりもやや薄手や柔らかめにすると生地同士も馴染むと思います。

さいごに。
生地の好みは千差万別。自分の直感を信じるところも大切に。
オリジナリティー溢れる作品作りを楽しんで、素敵なハンドメイドライフをお過ごしください。
