キャンバス生地とは?
何を作ることができるの?
特徴やデメリット、洗濯方法、適したアイテムを解説
キャンバス生地はどのような生地なのか、特徴や気になるデメリットから、
洗濯などの取り扱い方法を解説します。
さらにキャンバス生地で作れるアイテム例や縫製に適したミシン針・糸もご紹介。
ぜひキャンバス生地選びや取り扱いの参考になさってください。
目次
1.キャンバス生地とは?
どんな特徴があるの?
キャンバス生地とは「丈夫でしっかりとした厚み」が特徴の、太い糸で密に織られた平織りの生地のことです。
“帆布(ハンプ)”とも呼ばれ、主にバッグやエプロン、スニーカー、テントなど、強度が求められるアイテムに広く使われています。また、絵画に使われる画材キャンバスも、主に麻のキャンバス生地を加工して作られています。
天然繊維(コットンやリネン)で作られたキャンバス生地は、種類や加工方法によっても、厚みの違いや柔らかさ、風合いなどさまざまな種類があります。
2.キャンバス生地のメリット
キャンバス生地は、さまざまな素材で作られており、幅広い用途で使われている生地です。
ここでは、その中でも綿や麻などの天然繊維で作られたキャンバス生地の、主な5つのメリットをご紹介します。
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メリットその1とにかく丈夫で長持ち
太い糸を高密度に織り上げているため、摩擦や引っ張りに強く、日常使いのバッグや雑貨でもヘタりにくい丈夫さがあります。
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メリットその2厚みとハリがあり、形が作りやすい
しっかりとした風合いがあるので、トートバッグやポーチ、エプロンなど「形をキープしたいアイテム」に最適。
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メリットその3縫いやすく扱いやすい
布目が安定しており、家庭用ミシンで扱いやすい厚さのものも多く、初心者さんにも人気です。
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メリットその4天然繊維ならではのやさしい風合い
コットンやリネンを使ったキャンバス生地は通気性がよく、日常使いのアイテムにぴったり。
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メリットその5風合い感が増す
使い込むほどに柔らかくなり、色落ちやアタリが出て、味わい深い表情になっていきます。「育てる布」としても人気です。
3.キャンバス生地のデメリット
キャンバス生地は、多くのメリットがありますがデメリットもあります。
しかし扱い方のコツや適切なお手入れ方法を理解することで、長く愛用できる頼もしい味方です。
4つの注意点をまとめましたので、ポイントをおさえておきましょう。
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デメリットその1縫い合わせ部分がかさばりやすい
厚みがあるため、縫い代が重なる部分ではミシンが進みにくいことがあります。
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デメリットその2洗濯で縮みやすく、シワになりやすい
天然繊維ゆえ、水に濡れると縮みやすくシワも出やすい特性があります。
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デメリットその3折り目が残りやすい
ハリがある素材のため、一度ついた強い折り目が戻りにくい場合があります。
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デメリットその4乾きにくい
吸水性が高い反面、濡れると重くなりやすく、厚いため乾燥に時間がかかりやすい点があります。
4.キャンバス生地の洗濯・お手入れ方法
キャンバス生地は洗濯することで柔らかさが出ますが、縮みやシワも出やすい素材です。
用途に合わせてお洗濯の有無を選ぶことが大切です。
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洗濯時のポイント
脱水は短時間にし、形を整えて陰干しを推奨します。
※長時間の脱水や洗濯後の放置は、シワの原因となります。洗濯を控えた方がよいケース
トートバッグなどのハリや形を保ちたいアイテムは、洗濯を控えることで保持できます。
経年変化を楽しみたい場合
色落ちやアタリを楽しみたい場合は、繰り返しのお洗濯もOK。風合いが育っていきます。
タンブラー乾燥はNG。型崩れや強いアタリの原因になりますので、お避けください。
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アイロンのかけ方のポイント
天然繊維(コットンやリネン)は中温〜高温が可能です。
裏面からアイロンをかけるか、または当て布を使用しましょう。
シワが取れにくい場合は、霧吹きやスチームアイロンで水分を与えながら当ててください。
熱が残ったままだとたたみジワがつきやすいので、冷めてからたたむのがポイントです。 -
保管方法について
光の当たらないところで保管してください。日光や蛍光灯などの光は、色褪せや変色の原因となります。
風通しの良い場所で保管してください。湿気はカビや劣化の原因となります。ビニール袋での長期保管も避けましょう。
生地をたたんだ状態での長期保管は避けてください。強いたたみジワは取れにくくなります。また、重い物を上に置かないようご注意ください。
5.キャンバス生地で作れるアイテム例
キャンバス生地は「厚い=バッグ」というイメージがありますが、種類により厚みの違いもあれば、加工による柔らかさの違いなどもあります。
そのためキャンバス生地は、種類によってさまざまなアイテムを作ることができます。
コート
IN50720 綿麻キャンバスダメージダイド (1/ベージュ)
サロペットパンツ
IN50248 コットンキャンバスリュードバックハーフ (15/ブルー)
トートバッグ
IN10002 11号帆布ヴィンテージ (3/カーキ、6/キャメル、20/クリーム、19/ラベンダー、18/サックス)
ジャケット
IN50748 綿麻ヘビーポプリンダメージダイド (3/カーキ)
パンツ
IN50747 コットンヘビーポプリンリュードバックハーフ (BE/ベージュ、PK/ピンク)
6.生地の森がおすすめする
キャンバス生地3選
生地の森のキャンバス生地は、主に天然繊維(コットン・リネン・綿麻)を使用し、丈夫さと同時にやわらかさや肌あたりの良さにもこだわっています。
使い込むほどに擦れやアタリが生まれ、少しずつ手に馴染みながら、味わい深い風合いへと育っていくキャンバス生地です。
バッグはもちろん、コート・ジャケット・パンツ・スカートなどの衣類からカバー・クロスなどインテリア類まで、幅広い用途にお使いいただけます。
使い込むほど表情が深まる
”育てるキャンバス”
商品番号:IN10002
11号帆布ヴィンテージ
生地の厚み…厚地
厚地でしっかりとしたハリコシがあり、自然でぬくもりのある素朴な風合いが特徴。
長年使い続けることで擦れやアタリが付いて馴染み、ヴィンテージ感を育てる楽しみを味わえるキャンバス生地です。
主にバッグ・エプロンなどにおすすめ。
フェードして味わいが増す
”ユーズドライクキャンバス”
商品番号:IN50248
コットンキャンバス リュードバックハーフ
生地の厚み…中厚
厚すぎず、微細なシワ感や染めムラ感など味わいのある表情と、程よいハリと柔らかな風合いが特徴。
使い手によって少しずつ柔らかく馴染み、アタリや色落ちが出て、自分だけのユーズド感を楽しめるキャンバス生地です。
11号帆布より若干薄く柔らかいので、バッグだけでなく、コートやジャケット・パンツ・スカートなどの衣類にもおすすめ。
軽やかに馴染み変化を楽しむ
”ライトキャンバス”
商品番号:IN50747
コットンヘビーポプリン リュードバックハーフ
生地の厚み…普通
普通地で程よいハリ感の中に柔らかさを感じるぬくもりのある風合い。
使い始めは発色の良い生地が、着用し洗濯を繰り返すことで、徐々にアタリや擦れなどによる色落ちのエイジングを楽しめる生地です。
コットンキャンバスよりも少し薄いので、軽めなアウター・ボトムスから、巾着のような袋小物やカバー類などにもおすすめ。
7.キャンバス生地に関するFAQ
- キャンバスと帆布の違いは何ですか?
- キャンバスは平織りで作られた厚手の生地全般を指し、素材や厚みによって種類がさまざまです。
帆布は厚手のキャンバス生地の一種で、日本では特に厚く丈夫な綿キャンバスを指します。
- キャンバス生地は洗濯で縮みますか?
- 生地によって縮み具合は異なります。
縮みがほとんどない生地もある一方で、洗濯で数%縮む生地もあります。
主にコットンなどの天然繊維の生地は、素材の特性上 水洗いによる縮みが生じます。
実際に当店の「11号帆布ヴィンテージ」と「コットンキャンバス リュードバックハーフ」を洗濯で、どのくらい縮むのか検証してみました。
手で水洗いをした後、半乾きの状態でアイロンを当てています。
(※洗濯方法により、縮率に多少の違いが生じますので、予めご了承ください。)
- キャンバス生地は水通しが必要ですか?
- 生地によって異なります。
縮みが少ない生地は、水通しをせずそのまま使用することが可能です。また、洗濯による縮みが問題ない場合は水通しは不要です。
縮みによって不具合が出る場合は、水通しを行うことをおすすめします。バッグなど形を保ちたい場合は、水通しや洗濯を控えると安心です。
- 生地の森のコットンキャンバスは、家庭用ミシンで縫えますか?
- はい。「コットンキャンバス リュードバックハーフ」は家庭用ミシンで縫製可能です。
ミシン針は11号~14号、ミシン糸は60番(普通地用)がおすすめです。
ただし、「11号帆布ヴィンテージ」は生地が厚く目が詰まっているため、重ねる枚数によっては縫いにくく感じる場合があります。
ミシンによっては16号の太針や、逆に11号の細針が通りやすいこともあります。まずは14号前後の針からお試しください。
- キャンバス生地の初心者におすすめの厚みは?
- 初心者の方には、中厚程度の生地がおすすめです。
作るアイテムによって最適な厚みは変わりますが、裁断や縫製のしやすさを考えると、普通地~中厚地くらいの生地が扱いやすくなっています。
キャンバス生地はこちら
8.まとめ
キャンバス生地は厚みがあり丈夫。
主にバッグやエプロンなどに使われます。
生地の森のキャンバス生地は、独自の加工法により、シワ感や染めムラ感など味わいのある表情と、張り感を持ちながら柔らかな風合いが特徴。
バッグだけでなく、コート・ジャケット・パンツ・スカートなどの衣類やカバー・クロスなどインテリア類まで、幅広い用途にお使いいただけます。
作りたいアイテムに応じて生地をお選びいただき、アイテムに合ったお取り扱いをしていただくことで、長くご愛用いただけます。
ぜひあなたのお気に入りを見つけてくださいね。
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