通気性抜群の「ラミーリネン」とは?生地の森オリジナル麻素材の魅力

梅雨におすすめラミーリネンの特徴と魅力

梅雨のジメジメ対策には、素材選びがカギ。

梅雨の時期になると、蒸し暑さや湿気で服の着心地が悪くなったり、汗ばむことで不快に感じることが多くなりますよね。
「肌に張りつく」「乾きにくい」「ムレる」——そんなお悩みを抱える方におすすめなのが、通気性・吸湿性・速乾性に優れた天然素材の「ラミーリネン」です。

中でも生地の森オリジナルのラミーリネンは、日本の梅雨にぴったりな心地よさ。
この記事では、「ラミー」と「リネン」の違いや、ラミーリネンの魅力、生地の森だけのこだわりまで詳しくご紹介します。

通気性・吸湿性・速乾性の機能性だけでない、生地の森のラミーリネンの魅力
通気性・吸湿性・速乾性の機能性だけでない、生地の森のラミーリネンの魅力

「ラミー」と「リネン」とは?

「ラミー」とは、麻の一種で、苧麻(ちょま)というイラクサ科の多年草の草木類の植物の茎からの繊維のことをいいます。
そして「リネン」も、麻の一種で、亜麻(あま)という一年草の草木類の植物の茎の靱皮から採った繊維をフラックスといい、そのフラックスで作った糸や布のことを「リネン」といいます。

衣料用に適した「ラミー」と「リネン」

「麻」には、大麻草(ヘンプ)、亜麻(リネン)、苧麻(ラミー)、黄麻(ジュート)、サイザル麻など20種類以上の種類があり、すべて全く別の種類の植物で、適した生育環境も異なります。茎の繊維部分から糸が生み出されますが、このうち衣料用としては「「ラミー(苧麻)」と「リネン(亜麻)」が代表的なもので、家庭用品品質表示法においても、麻という表示を使用できるものは、「ラミー」と「リネン」の2種類に限定されております。

「ラミー」と「リネン」って何が違うの?

「麻」と一口にいっても、その種類は実に20種類以上。
衣料品に使われる麻素材は、「ラミー(苧麻)」と「リネン(亜麻)」の2種類に限られています。

ラミー(苧麻)の特長:

  • 繊維が太くて長く、天然繊維の中で最も強度が高い
  • シャリっとした質感で、腰のある風合い
  • 吸湿性・発散性が非常に高く、涼感が強い
  • 白く光沢があり、見た目にも上品

リネン(亜麻)の特長:

  • 繊維が細く、しなやかで柔らかい風合い
  • 吸湿性・発散性に優れ、綿に近い着心地
  • ナチュラルな黄味がかった色合い(亜麻色)

まとめると、「ラミー(苧麻)」はシャリとした質感で、ハリこしがあり、吸湿性、吸水性に富んでいて、「リネン(亜麻)」は、しなやかな質感で、綿のように柔らかさがあります。

「ラミーリネン」は、いいとこ取りのハイブリッド素材

ラミーとリネンの特長をバランスよく融合したのが「ラミーリネン」。
シャリッとした肌ばなれの良さと、しなやかな質感を両立させた、まさに梅雨の救世主ともいえる素材です。

特に生地の森のラミーリネンは、

  • 蒸し暑さを逃がす通気性
  • 汗をすぐに吸って乾かす速乾性
  • 肌に張りつかないシャリ感としなやかさ

これらをすべて兼ね備えた、季節に寄り添う天然素材なんです。

生地の森オリジナル「ラミーリネン」のこだわり

生地の森のラミーリネンの糸番手と種類
生地の森のラミーリネンの糸番手と種類

1. 混紡タイプと交織タイプ、選べる2種類の構造

  • 混紡タイプ
     ラミーとリネンを紡績の段階で混ぜた糸(混紡糸)を使用。強度と柔らかさを両立した、まろやかな風合いが特徴。
     主な商品:
     ・アンティーク風ラミーリネン(IN50083)
     ・洗い込まれたラミーリネン1/14番手(IN50603)←※2025年現在廃盤
  • 交織タイプ
     ラミーをタテ糸に、リネンをヨコ糸に使って織り分けた繊細な構造。ふっくらとした弾力感と絶妙な肌触り。
     主な商品:
     ・オリジナル麻40番手(IN50145)
     ・オリジナル麻60番手(IN50651)
ラミーリネン混紡糸を使ったアンティーク風ラミーリネン(IN50083)
ラミーリネンの混紡糸を使ったアンティーク風ラミーリネン(IN50083)

ラミーリネンの混紡糸とは、糸の紡績の段階でラミーとリネンを半々ずつ溶かし込んで精紡された糸のこと。ラミーとリネンの特長が絶妙なバランスで混ざり合うことで、繊維の強度に加え、丈夫でしなやかな素材に仕上がります。
このラミーリネンの混紡糸は、日本が誇る高い紡績技術により作られた日本製麻100%混紡糸の傑作品なのです。このラミーリネンの混紡糸の製品が『アンティーク風ラミーリネン』。生地の森のロングセラー商品です。

愛着のある素材は愛着のある服をつくる―アンティーク風ラミーリネンの素材の魅力に迫る商品ページのリンク
≫愛着のある素材は愛着のある服をつくる―
『アンティーク風ラミーリネン』の素材の魅力にせまる!商品ページはこちらから
ラミーとリネンの糸を交織に織られたオリジナル麻40番手(IN50145)
ラミーとリネンの交織で織られたオリジナル麻40番手(IN50145)
ラミーとリネンの糸を交織で織られたオリジナル麻60番手(IN50651)
ラミーとリネンの交織で織られたオリジナル麻60番手(IN50651)

2. 肌にやさしい、なめらかな仕上げ加工

一般にラミーは「チクチクする」と感じることがありますが、生地の森では「毛焼き」などの丁寧な仕上げ加工を施すことで、チクチク感を極力抑え、上質でなめらかな風合いに。

さらに、繊維に余計な圧力をかけず、じっくりと時間をかけて洗いをかけることで、ナチュラルなシワ感と肌あたりのやさしさを実現しています。

毛焼き:毛焼きを施した表面は極力チクチク感が抑えられ、なめらかな風合いの基となります。
毛焼き:毛焼きを施した表面は極力チクチク感が抑えられ、なめらかな風合いの基となります。
肌にやさしい、なめらかな仕上げ加工のラミーリネンの触り心地
肌にやさしい、なめらかな仕上げ加工のラミーリネンの触り心地

梅雨を快適に過ごす、ラミーリネンの着こなし提案

「ラミーリネン」は、汗ばむ肌にもベタつかず、さらっとした着心地をキープしてくれます。
例えば、こんな着こなしはいかがでしょうか?

  • ラミーリネンのブラウス+スカートのセットアップ
     通勤にも週末のお出かけにも使える、きちんと感と軽やかさの両立。
  • シンプルなワンピース
     1枚でさらりと着られて、涼しく、洗濯後も乾きが早いのが嬉しい。
洗い込まれたラミーリネン1/60番手
洗い込まれたラミーリネン60番手(IN50590)使用 ブラウス&スカートのセットアップ

まとめ|「素材から、心地よさを。」

梅雨の時期をもっと快適に過ごしたいなら、ぜひ「素材選び」から変えてみませんか?
生地の森の「ラミーリネン」は、「ラミー」と「リネン」の素材感や、機能性を大切に、独自のエッセンスを加えたオリジナルのクオリティー。梅雨の不快感を和らげるだけでなく、日常にやさしいオシャレを届けてくれます。

毎日着るものだからこそ、肌に心地よく、季節に合った素材を選びたい。
そんなあなたに、ラミーリネンはぴったりです。

生地の森のラミーリネンはシャツやワンピース、ジャケット、コートと様々なファッションアイテムに最適
生地の森のラミーリネンはシャツやワンピース、ジャケット、コートと様々なファッションアイテムに最適≫ 生地の森公式ストア ラミーリネン商品一覧へ

商品一覧はこちら
≫ 生地の森公式ストア ラミーリネン商品一覧へ
関連ページはこちら
≫ラミーとは?リネンとは?ラミーとリネンの特徴(生地の森公式ストア 特集ページへ)

生地の森オリジナル ラミーリネン
ラミーとは?リネンとは?ラミーとリネンの特徴(生地の森公式ストア 特集ページへ)
この記事をSNSでシェア