販売累計82,000m!(2020.1月現在)
生地の森オリジナル。大人気の帆布生地

「オリジナル11号帆布ヴィンテージ」にクラシックカラーの新色「土色」と、
カジュアルカラーの新色「ダークブルー」の２色が登場致しました。

古くから良質な生地の産地として名高い「繊維の街　浜松」。
上質な織り技術と、熟練の職人の高度な加工技術によって
生み出されたこだわりの逸品。

開店当初から長年作り続け、多くの皆さまにご愛顧いただいているロングセラー商品です。

当社の11号帆布は、太番手の糸を最大限の密度に織ることで、風を通さないくらいの目の詰まった打ち込みにより肉厚感を持たせ、強度のあるしっかりとした硬さに仕上げてあるのが特徴です。
デニムに例えると、約12オンスぐらいのしっかりとした重みもあります。

さらに、この打ち込みのある織物の持ち味を生かすべく、古くから遠州地方で受け継がれてきたバッチ染織人の高い技術によって、天然素材の自然な風合いを損なわず発色よく仕上げる加工方法が「11号帆布ヴィンテージ」の名前でもある「ヴィンテージ加工」なのです。

一般に、染色加工の生地というものは、均等にキレイな生地を大量生産するため、強力な薬品処理がなされております。
しかし、この下処理により品質が保たれる反面、天然素材そのものの風合いを損なうところに着目した当社は、あえて薬品処理など機械的な張力や圧力を加えず、昔ながらの手工業により、天然素材の持ち味を最大限に生かすべく、「ヴィンテージ加工」に辿り着きました。

一日の生産量は大量生産とは比較にならないくらい非効率で、一度にたくさんは作ることができません。それでも時間をかけながらゆっくり丁寧に染め上げていくことで、素材本来の繊細な表情が失われることなく現れ、他にはないなんとも言えない自然な風合いに仕上がります。

この「ヴィンテージ加工」は、後加工でダメージ感を施しているのとは違い、染色方法においてじっくり時間をかけて染め上げています。なので、はじめのうちは発色の良い生地が、長年使い込んでいきながら、自然に擦れやアタリがついて、味わい深くエイジング（経年変化）していくことがこの生地の最大の特長です。

一般的には、ジーンズ以外エイジングが起こることは品質上では絶対にやらないことですので、この「11号帆布ヴィンテージ」だけの特長といっても過言ではありません。

この「11号帆布ヴィンテージ」を使えば、作り手となるあなた自身がエイジング、
ヴィンテージ感を自ら生み出す楽しみが味わえると考えます。

それぞれの色が魅せる雰囲気の違いを、あなたの想うデザインや用途に落とし込みながら選ぶのも楽しいですね。

生地の森オリジナル「11号帆布ヴィンテージ」は、糊付け加工やパラフィン加工（蝋引き）、撥水加工等の後加工は一切しておりません。
織の打ち込み密度だけで、肉厚感と強度な丈夫さをだし、自然な硬さに仕上げてあります。
なので、水通しや水洗いをしても、風合いが大きく変わる心配もなく、家庭用のミシンでも縫いやすい。自然な風合いの生地は、使っていくうちにどんどんと馴染んでいきます。

使う用途は、バッグだけにとどまらず、ジャケット、コート、パンツ、オーバーオール、サロペット、エプロンなどファッションアイテム、その他さまざまなアイテムにお使いいただければと思っております。

よろしければぜひ、長年使い続けてあなた好みのコントラストに馴染ませてお楽しみください。