FABRIC
MAGAZINE生地の森スタッフが、おすすめ商品や
生地にまつわるコラムなどをご紹介致します。
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気づけば前回の投稿より随分空いてしまいました。お久しぶりの『作ってみました』シリーズです。
今回はこれから暑くなる季節に向けて、お役立ちのワンピース×オールシーズン使えるパンツのコーディネイトをご紹介させていただきます。
ワンピース使用生地
商品番号：IN50562
参考書籍：「シンプルな日常着（著者：ホソノユミ / 出版社：文化出版局）」よりHIGH NECK GATHERED LONG DORESS（Mサイズ）
使用色：5/ターコイズ
使用用尺：3.7ｍ
Мサイズのパターンを使っております。着丈を５センチ程伸ばしました。
誌面では縫い代は折り伏せ縫いというとても丁寧な端の処理を施しています。（当方はロックの始末とさせていただいてます。）
【折り伏せ縫い】で端の処理をしますと、縫い代が体に当たらないので、お肌に優しく、また、洗濯しても縫い代がほつれにくくなります。 工程を省いてしまった手前多くは語れませんが、美しく、なおかつ強度もある縫製に仕上がります。
今回使った生地は薄手になりますので、折り伏せ縫いにチャレンジするには最適な生地かと思われます。
じっくりと向き合えるお時間のある方は、是非お試しいただければと思います。
このワンピースのポイントは、太目の襟元から出る細目の繊細なリボンではないでしょうか…。
リボンは袖口の布ループと同様の手順になりますが、この薄手の生地ですととても綺麗なループができます。ループターナーというとても便利な道具があります。今回はこれを使いました。
目の粗い麻などではなかなか上手にできなかったのですが、こちらはストレスなくお作りいただけるかと思います。
首まわりにたっぷりとギャザーが入っていますが、生地のくたっとした風合いで程よいボリュームに抑えられています。大人ナチュラルな印象を持ちました。
パンツ使用生地
商品番号：IN50722
参考書籍：「CHECK&STRIPEのおとな服 ソーイング・レメディー（著者：CHECK&STRIPE / 出版社：文化出版局）」よりフローラルパンツ（Mサイズ）
使用色：OW/オフホワイト
使用用尺：2.5ｍ
今回使った「綿麻ツイルリュードバックハーフ」は綾織りになります。
綾織りと言うと、ゆらぎがあり扱いにくいといった印象を持たれるかと思いますが、高密度なしっかりとした中厚地なので、裁断も縫製もスムーズに行えました。
リネン混ですが、リネンのちくちく感などは感じられませんのでリネンが苦手な方も使っていただけると思います。
ヒールとあわせて綺麗目に。パンツの形はストレートでウエストはオールゴム、細すぎず太すぎないすっきりとしたシルエットのパンツです。生地を変えて何枚も作りたくなる形です。
お家でのリラックスタイムや、カジュアルなコーディネイト、綺麗目な生地できちんと感のあるコーディネイト等々…。
色んなシーンにお役立ちなアイテムです。
シャツとあわせてカジュアルに。
