2025年も、残すところわずかとなりました。
日々の暮らしやお仕事、ものづくりに向き合いながら
忙しく過ごされた方も多いことと思います。
そんな中、生地の森を思い出し、
生地を手に取ってくださったことに、心より感謝いたします。
今年、生地の森は20周年という節目の年を迎えました。
素材と向き合い、遠州浜松の織り・染めの現場とともに歩んできた20年。
その一歩一歩は、生地を選び、手に取り、
作品へと仕立ててくださった皆さまの存在があってこそ、続いてきました。

そして、この一年を無事に過ごすことができたのも、
それぞれの場所で日々を重ねてこられた
皆さまの存在があってこそだと、あらためて感じています。
この20年の歩みは、決して当たり前のものではありません。
生地を選び、作品を作り、想いを重ねてくださった
お一人おひとりのお客様に支えられてきた時間でした。
画面越しではありますが、
『この生地が好き』『また作りたくなる』といった皆さまの声に、
何度も励まされ、背中を押されてきました。

私たちにとって生地は、ただの素材ではありません。
「ものづくりの店」として、
誰かの創造をそっと支え、
暮らしの中に静かな誇りや喜びを生む生地を届けること。
その想いは、20年前も、そして今も変わりません。
ものづくりを楽しむ皆さまの時間や暮らしに寄り添う存在であること。
これからも生地の森は、皆さまのそばで
そっと手を差し伸べるような存在であり続けたいと思っています。
ハンドメイドをされる皆さま、この一年、本当にお疲れさまでした。
年末年始はどうか無理をなさらず、少しだけ手を休めて、
ご自身やご家族、大切な方と、穏やかな時間をお過ごしください。
針やミシンから少し離れる時間も、
きっと次の創作につながる、大切な時間になるはずです。
新しい一年が健やかで穏やかなものとなりますように、心よりお祈り申し上げます。
来る年も、生地の森をどうぞよろしくお願いいたします。
≫年末年始休業のお知らせはこちら
≫生地の森公式オンラインストアはこちら


