生地の森のラミーリネン
生地の森のラミーリネンは、ラミーとリネン、双方の良い部分を引き出して創り上げたオリジナルクオリティーです。
衣料に適したラミーとリネン
「麻」には大麻草(ヘンプ)、亜麻(リネン)、苧麻(ラミー)、黄麻(ジュート)サイザル麻、など、20種類以上の種類があり、すべて全く別の種類の植物で適した生育環境も異なります。茎の繊維部分から、糸が生み出されますが、このうち衣料用としてはラミーとリネンが代表的なもので、家庭用品品質表示法においても、「麻」という表示を使用できるものは、ラミーとリネンの2種類に限定されています。
ラミーとは
ラミーとは苧麻(ちょま)と呼ばれ、多年草の植物で、繊維は茎の靭皮(じんぴ)部からとります。50日間で約150cm~200cmと生育は極めて旺盛で温帯で年に2~3回、熱帯では4回~6回収穫でき、中国、ブラジル、フィリピンなどの温暖で湿気の高い気候の土地で栽培されています。
ラミー(苧麻)
・繊維が太く長い
・天然繊維の中、最も強度に優れている。
・天然繊維の中、最もシャリ感がある。
・涼感があり、コシがある。
・水分の吸収、発散性に優れている。
・色は白く、絹様の光沢がある。
リネンとは
リネンとは亜麻(あま)と呼ばれ、一年生の亜麻科の植物で1年で草丈は約80cm位に成長し、淡紫色の五弁の可憐な花が咲きます。リネン繊維はラミー同様に植物の茎の靭皮部からとります。フランス、ベルギーなどヨーロッパや中国の比較的涼しい地方で栽培されています。
リネン(亜麻)
・繊維は細く、短い。
・しなやかで綿に近い風合い。
・涼感はラミーに次ぐ。
・色はリネン特有の黄みがかった色(亜麻色)
・強度はラミーに次ぐ。
涼しく、爽やか、そして暖かい
麻は天然繊維の中で最も涼しい繊維といわれ、吸水、発散性に優れ、高温、多湿な季節に最適な素材です。水分を繊維にすばやく吸収し、外に逃がしながらも内側の体温を保つ性質を持っているので、暑い季節はサラリと快適に、寒い季節は温かく過ごせます。
麻の良いところ
・コシが強く、汗ばんでも肌に密着しない。
・通気性に優れている。
・水分の吸収、発散が早い。
・耐久性に優れている。
・洗濯で汚れが落ちやすい。
生地の森のラミーリネンには
混紡タイプと交織タイプがあります。
混紡タイプ
ラミーとリネン両方を溶かし精紡された糸を織り上げた生地。双方の特徴が絶妙なバランスで混ざり合うことで強度がありながらも、しなやかさのある素材に。日本の高い紡績技術があるからこそ生まれた生地です。
交織タイプ
ラミーとリネン、それぞれの糸をタテとヨコに使い織り上げた生地。素材の性質がバランスよく織り上げられたこの生地は、ハリコシを持ちながら肌触りがしなやかで、ふっくらとした弾力性のある絶妙な仕上がりです。
オリジナル品質の秘密
滑らかにする一手間
一般にラミーは繊維が強いため、麻独自のチクチク感を感じることがあります。しかし、生地の森は幾度も品質改良を重ね、独自の加工を施すことにより生地の表面を滑らかに、肌触りの良い風合いに仕上げています。衣料用として、幅広くお使いいただくために、ひとつひとつ丁寧な手間を惜しみません。
快適な質感の追求
一般に麻は天然繊維の中でも涼しさを感じる繊維といわれますが、繊維の強度が強いためシワになりやすく、粗悪なものは肌触りがチクチクとして、肌の弱い方は苦手という方もいらっしゃいます。そこで、生地の森は、麻素材本来の質感を快適に感じていただくため、生機から生地にする段階で張力や圧力をかけることなく、独自の製法でゆっくりと丁寧に洗いをかけることで、細かなシボと、ナチュラルなシワ感を表現し肌に優しい柔らかな感触に仕上げています。
生活に寄り添う生地の森のラミーリネン
生地の森のラミーリネンは、ラミーとリネンの素材感や、機能性を大切に、生地の森らしいエッセンスを加え、皆さまの生活のさまざまなシーンに快適にお使いいただける確かな品質とオリジナルのクオリティーです。
生活の中で使われてこそ、そのモノの本当の良さを見せてくれます。日々の暮らしに、ラミーリネンの心地よさをお楽しみください。
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